日々雑感
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昨晩も持ち帰りバイトで半徹夜。朦朧としながら一日を過ごす。
徹夜明けの日は、あっという間に一日が終わる。自分が何をしていたのかよく思い出せない。コンビニでチョコレートを買ったのと、帰りの電車で居眠りをしたのは確か。
帰りがけ、近所のスーパーに寄る。スーパーの中には、鮮魚売り場とは別に魚の専門店が入っている。もとは近所の魚屋だったのだろうか。おじさんとおばさんがいて、お客の注文を聞いては選んだり包んだりしてくれる。
広いフロアの隅っこ、ずらりと並んだレジの先にあるのだが、このお店いつ見ても人が少ない。ひとりおじさんが店の前に立って、レジの行列を眺めていたりする。お客の買い物かごには、鮮魚コーナーのパックが入っている。
お客の入らない店の前を通るのが苦手だ。嫌だというのではなく、落ち着かないのだ。がらんとした店の中で、店主はどんな気持ちでいるだろう。食べ物屋ならば、用意した食料はどうなるだろう。どうしても、いろんなことをぐるぐると考えてしまう。
このスーパーに来る度に、おそるおそる魚屋に目をやる。今日はひとりお客さんが見える。安心して自分の買い物に専念。「気になるなら自分がその店で買えばいい」という声がよぎるが、それはまた別のはなし。
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