2002年10月15日(火)/凄いのりおが現れた。/Ultra Red |
週一でジャンプがある生活というか、央氏の漫画が補給できる潤い豊かな生活のありがたみを噛み締めつつ、第2話を堪能しております(現在形であるあたり痛々しい)。 しかし、今回のこのウルトラレッドでは個人的にちょっとした弊害に悩まされております。正直申し上げて、登場人物の名前がちっとも覚えられません。馬鹿者です。というのも、筆者は、漢字満載の日本人名や用語が覚えられぬために、歴史の授業は、日本史をやめて世界史を選択したという過去の持ち主ゆえ、日本人名ばかりを繰り出されてもなかなか頭に入らぬのです。カタカナなら覚えやすいという理由で世界史を選択した若かりしあの頃。漢字を用いていても、三国志の武将等、中国人の名前は字まで覚えられるんですが。おかしいなあ。それでもさすがに主人公の「皇閃」は覚えましたが。 さて、上記の如く日本人名が覚えられぬことによる、キャラ名脳内不定着という障害に加え、私も前作の記憶がまだ大いに残っているため、ハリーさんと共に、新作品のキャラを捕まえては、パーシベル(秋葉少年を指す。パーシバル+リーベル)だのアイスクロフト(片桐を指す。アイス+アシュクロフト)だのとちゃんと本来の名を呼んでやらぬまま白熱トークを展開したりしており、いいかげん、こういった前世をひきずるような態度ははやめようやめようと思っていましたが、もうあからさまにライザーだとわかるものすごい前世を持った人が現れてしまったので、態度を改めた方がいいんだかどうしたらいいんだか、とりあえず驚けばいいのだな?(錯乱)いや、前世がものすごいというか、今世における発露の仕方が凄まじいのですが。 さらに、本体ばかりでなく、その装いも男塾を彷彿とさせる正しい番長スタイルで、紙面が一挙に一昔前の雰囲気に立ち返った印象を受けます。すげえ。何だろうこれは。先祖返り?(何の) この古式ゆかしい有様に私などはすっかり嬉しくなりましたが(え?)、央氏がどういうつもりなのか測りかねるところではありますねえ。彼の何が素敵かといって、「渡辺則夫」という外見におよそ似つかわしくない、私にも覚えやすいユーザーフレンドリーな名前であるということでしょうか。パーシベルの名は覚えられなくとも則夫なら大丈夫。それにしても、名前の無難度と激しい外見の偏差は、本作品でも類をみないといってもいい素晴らしさです。最早あの容姿は、保守的ですらある無難な名前に対する冒涜といってもいいのではないだろうか。 私がこんなに長々と言及しているということは、つまり彼が非常に気に入ったということなので今後の則夫氏のご活躍に注目したいです。伝統的な番長のいでたちゆえ、古来よりの少年漫画のお約束を踏襲し、一戦交えた後は閃の軍門に下るというのはどうか。ライザー顔根は善良そうな顔なので、可能性は高いのでは。軍?
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