過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

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2002年08月05日(月)/裏切って欲しいのか欲しくないのか。

当日記でも以前から何かと話題に上っては、私にさんざん失礼なことを書かれている、
三国志最強かつ最高にはた迷惑なことで有名な飛将軍・呂布、字は奉先ですが(長い)、当然のことながらこの三國志戦記にも登場し、やはり恐ろしいまでの強さで全土を蹂躪します。
孫策編でゲームを進めていると、シナリオ後半になって、全く唐突にいきなりそのへんに出没するので、大変摩訶不思議です。何してるんだそんな所で。それまで一体何をやっていたのだ。今回の呂布はちょっぴり気まぐれさん?つうか生きてたのか。さまざまな疑問が頭をよぎりますが、それはさておき、この意味不明な感じで現れた呂布は、人脈を駆使すると(※注1) なんと自分の仲間に出来てしまうのです。おおお。本当に仲間になるよ!ていうかうっかり仲間にしちゃったよ!アワワワそんなつもりは。大変なことになった。りょ、呂布が我が陣営に。いいのか大丈夫なのか。何が。どうしよう。使え。(錯乱中)
それで、呂布を仲間にしたところで、普通の三国志(普通って)だと、いつ裏切るかわからず、そうなった暁には最強の武力で敵対されることになるという危険を常に心配せねばならぬという先入観が自分の脳内に出来上がっているため、初めはビクビクしながら戦争に投入していました。しかし、このゲームには忠誠度という概念はないため、一度仲間にすると、敵に捕縛されない限り、たとえ呂布であっても、いつまでも共に戦ってくれます。最強の武力を使い放題。昨日の敵は今日の友。というか、この人たちの辞書に裏切りという言葉はない模様。とにかく、裏切らない呂布は最高です。何だかとてもいい人のようにすら思えてきます。逆に、裏切らぬという保証から生ずる異様なまでの頼もしさと過剰な安心感が、むしろ不審であり何だかちょっと違和感が。本当にこれは呂布ですか(失礼)。しかし、その本物かどうかわからぬ呂布の力も手伝ってめでたく孫権が天下統一を果たすことが叶ったりしました。ああ楽しい。

後から知ったのですが、どうやら、呂布は孫策シナリオでないと仲間に出来ない様子です。何故彼は、孫権(もしくは孫策)だと仲間になってくれるんだろう。一体何が彼のお気に召して孫家の覇業に手を貸してくれるのだろう…。


注1) 三國志戦記では、武将を自分の陣営に加えるために、以下のような方法があります。
   1.戦闘で、戦術連鎖で相手を倒すと、その連鎖数により捕縛できる。
    (必要な連鎖数は武将の階級により異なる。)
   2.戦闘で、戦意40以下の相手に工作兵が「内応」コマンドを用いる。
   3.在野として武将がいる都市に、その武将と友好関係にある
     自軍の武将を使者として送ると、登用できる。

  私が呂布を仲間にしたのは、3の方法です。武将にはそれぞれ
  友好武将というのがいて、呂布の友好武将は、臧覇や高順などです。
  で、曹操軍と戦ってたまたま呂布と仲良しの高順を捕まえていたので、
  出来心で呂布がいた都市に送り込んでみたらまんまと釣れました。呂布が。
  驚きました。いいのかこんなあっさりと。
  鮒を釣ろうとしたらアロワナが釣れてしまったというような気分。
  わらしべ長者? いやそれは高順に失礼ですが。

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