2002年07月07日(日)/死の行軍(絶体絶命編)。 |
この前、ハリーさんと共に、巷でも評判のバクシ製作の指輪物語アニメ映画をついに観てしまいましたが、なんていうかもう……。観た直後は、落胆のあまり感想を書く気力も失っていましたが、ちょっと回復したので覚え書きをしてみます。何か気力を失ったとか言っているわりに不審に長くなってしまいましたが、それだけ突っ込みどころ満載だったということで。以下、ネタばれなのでお気をつけてください。
↓箇条書き感想↓ ・ホビッツの顔が恐かった。サムに至っては猛烈に気が滅入ってくる始末。 ・ピピンやメリーはましだった。が、どっちがどっちだか区別が付かぬ。 ・アラゴルンが悲惨な造形であった。観ている者を必要以上に疲れさせる くたびれた顔とまぶしい生足の対比が強烈すぎて正視できぬ。 ・ボロミアが野人のようであった。そのバイキング様の、 側面に角が生えている兜は何事なのか。 ・ボロミアも生足だった。正視しかねる。 ・ついでに、ロヒアリムの皆さんも生足だった。 戦士はすべからく生足たるべしという不文律でもあるのか。 ・女子は生足ではなかった。一安心。 ・名誉毀損で訴えてもいいと思う(何処へ)。 ・ガンダルフやセオデン等、爺系はなかなか良かった。 ・ケレボルンの造形もなかなか良かった。PJ映画と異なり、眠そうではない。 ・しかし、エルロンドは悲惨であった。そのへんの中年男性と何ら変わらぬ。 ・サルマンが赤かった(服が)。と思いきや、その赤服の胸襟を開くやいなや 何やら多彩なものが飛び出してきて、その多彩なものにガンダルフが 捕らえられた?どういう魔術だろう? とりあえず多彩なんだか赤いんだかはっきりして欲しい。 ・ストーリーはPJの映画より原作に則しているようだが、 キャラデザはそういうわけには行かなかった模様。 ・DVDのチャプター名に、「ボロミアがおかしい」などというのがあったが、 おかしいのは最初からだったと思う(デザインが)。 ・そのボロミアがおかしかったシーンは、例のフロドから指輪を奪おうとする場面だが、 その後のボロミア埋葬シーンで、名誉毀損レベルのバイキング兜が、 ボート内に横たえられた彼の胸の上に据えられていたのが異様であった。 ゴンドール国民にとっても、これは屈辱的な事態だとは言えまいか。 ・ていうか、埋葬の仕上げにあの兜を乗せてやったのがレゴラスのような 気がしてならない。 ・レゴラスとギムリが、いついかなる時も仲良く並んで佇んでいたりして、 もうやってられない(破顔)。 ・ロスロリアンで、レゴラスがギムリに弓を教えてやっている様子が見られたのが、 この映画を観ての一番の収穫だった。 PJ映画でもこのような二人の仲良しシーンを入れて欲しい。 ・エルフとドワーフだけが、この凄まじい死の荒野のごとき本作品に咲ける 一輪の花だった(花ってアンタ)。 ・メリピピがファンゴルンに助けられたは良いが、再登場する前に映画が 終わってしまうので、彼らはそのままフェードアウト状態。こうして二人は ファンゴルンと共に幸せに暮らしました?背も伸びました? まあ、こんなところでしたかねえ…。 とにかくキャラの顔が恐ろしかったので、それだけでも相当気勢を殺がれます。ギムリが頭巾のようなものをかぶっていたのは非常に可愛かったんですが。翻ってPJ映画を見るに、ヴィゴやショーン(2名)やイライジャで本当に良かったなあ。 生足でなくて本当に良かったなあ。
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