過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

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2002年04月11日(木)/舞踏派三兄弟。

甘寧レアEDの衝撃もさめやらぬまま、目下レアED巡礼の旅に出ております。
ネットでいろいろと伝え聞いたところ、張飛EDが恐ろしいことになっているらしいとのことでしたので、さっそく見てみることにしました。

…もう張飛には主演男優賞の一つや二つ授与したほうが良いのではないでしょうか(主演?)。南蛮夷平定戦前のムービーでいかにも蒸し暑そうな良い顔をしたり、オープニング編集で歌姫キャストに彼を配置すると、実に切ない顔で踊ったりと、なかなか芸達者なところを垣間見せていた張飛ですが、このレアEDでも、その破壊的な演技力を遺憾無く発揮しております。
率直に言って、歌姫が張飛なのですが、大層もの憂げな表情で歌っており、観衆の度肝を抜きます。すげえ良い顔です。そして、歌姫(張飛)を引き立てるバックダンサーは関羽と劉備です。名優張飛には及ぶべくもありませんが、やはり良い顔でくねくねと踊っており、民忠誠度が激増するんだか激減するんだかわかりません(ゲームが違います)。それにしてもこの人ら・・・…苦労したんだろうに…。筵売りから出発して一国の皇帝にまでのぼりつめた労苦の果てがこの有り様ですか…。

しかし、こういっては何ですが、張飛歌姫の場合、愉快方面へのゲージが振り切れ気味なので、むしろ健康な気分で見ていられるような気が。レアでも何でもないEDで頼みもしないのに歌姫を買って出る、余計なところでサービス旺盛な呉の陸遜や周瑜などは、下手に見目麗しいせいで、ひとたび踊り始めるや、極めて不穏な画面が現出するため、いたずらに見るものの不安を煽り、ときには正視しかねる程なのですが、張飛にはそういったあやうさがないので全然大丈夫と言えなくもありません。

この三兄弟ダンス、張飛が切ない顔で歌っているカットに引き続いて、歌姫に見惚れがちな人(ランダム)というカットに続くので、全くにっちもさっちも行きません。趙雲や姜維が踊る三兄弟に見惚れます。大丈夫ですかこの国の人は。
再三言及しましたが、蜀には女子キャラがいないということで、長い歳月をこの陣営で過ごすと、どこか感覚がおかしくなりでもするのか(ものすごい失礼)。あと、宴席で語らう武将たちのかたわらで、壷を枕に居眠りする武将というカットもランダム割り当てだったので、馬超の居眠りが出るまで頑張りました(十数回EDをロード)。出た瞬間ガッツポーズ。
蜀将の美的感覚を心配する前に、自分の中の何かを心配したい感じ。

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ヤケパチ |電信家頁

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