2002年02月26日(火)/欠落したり補われたり。 |
会社で、ままどおるを頂きました。嗚呼(遠い目)。
ジャンプを読まぬようになった分、別の読書に励んでいたりする訳であり、最近の流れから行って当然武将関係であり、北方謙三の「三国志」を読んでおります。文庫版のやつ。北方氏の著作はこれまで読んだことがなかったのですが、この三国志はちょっとかなり最高だったので、大喜びしました。 これは是非とも世に膾炙すべき書物だと言ってよい。 もはや必修科目としても良いのではあるまいか(おおげさな)。 そんなわけで、まずは手近なところで弟から誘致を試み成功いたしました。というか、5巻くらいまで目に付くところにさりげなく積んでおき、「まあ読んでみたまえよ」とか言っておいたら勝手に読んでいたのですが。 「おう、読んでいるか。どうかね」「うむ。良いね」「そうだろう」うなずきあう我々。
この北方三国志では、とくに呂布の人物造形が素晴らしく、採用せずにいられないほどなので、これまでの呂布観が完全に覆りました。淡々とした文体でありながらものすごいものを放ってきやがりますなあ。恐るべし北方謙三。
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