今日のこあら
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こあらの上海旅行記(まとめ

こあらの見た風景(要はブログ) スタートしました。


2005年10月23日(日) りゅうせい!!!

「龍星」を観に行ってきます。

オークションの「市況」からして、「一部のマニア受け」かもしれない。「一部の評論家による評価」だとコテンパンに書かれているので、
どんなものだろうかと思うのですが・・・。

一方、最近「こちらの世界」に片足突っ込んでいる某P様の評価は
かなり高いので、期待してもいいかもしれない。僕を「こちらの世界」に
引っ張りこんだお師匠様の「パンフレットを熟読すれば大丈夫」との
お言葉に素直に従うことにしよう。

会場(日本青年館)は小さいよな・・・。
でも、小さい劇場の「前から9列目(A席)」なのでよしとしよう。
とうこさんも、目の前に見えるだろう。

では、行ってきます。

**************
というわけで、いってきました。

青山あたりは良く散歩するとはいえ、
神宮の森辺りは、不案内な土地柄。
とりあえず、最寄り駅の地下鉄外苑前駅に着いたら、
同じ雰囲気を持つ人達の群れ発見!
その群れについていきました(笑)

会場の日本青年館についたときはまだ会場前で、
入り口にはたくさんの女性。
確かに宝塚は女性ファンの多いところではあるが、
大劇場でも男性の姿を見ることは、珍しくはない。
しかし、今日の日本青年館は全然男がいない。
ちょっと、身の危険を感じた。(なぜ?)

今回の席は、1Fの前から9列目。
センターブロックの上手寄り。
僕はオークションで落とした。
多分、この席は「友の会会員席」だと思われる。
その周りを取り囲むのは、「会」のみなさん。
*私の隣一帯は、月組若手ジェンヌの会の皆さんだった。
自席の周りを見渡すと、そういう人たちしか見えない。
本当に男性がいない。すごい席に座ったもんだ・・・。

で、本番!!!とてもよかったです。

とうこさんは、何をやらせてもそつがないとはいえ、
暗さを秘めた凄みのある演技が、空回りすることなく、
きっちりと出来上がっていました。
(はじめて近くの席で拝見しましたが、どうしても
『雪組エリザベート』の『皇太子ルドルフ子供時代』の
印象が抜けないため、年を重ねたんですね・・・と
感じてしまいました。)

それ以上に驚いたのがレオン君。
身のこなしも優美な、いい役者さんですね。
かつて、「スタ小部(WOWOW等で放送されている
『宝塚スターの小部屋』のこと)」で有望な若手として
チラッとみたときは、そんなに印象は残らなかったのです。
それが、今回。
主役のトウコさんに十分張り合うことのできる、
立派な存在感がありましたよ。
クライマックスで謁見のために「目の前を」
レオン君が通ったときは、本当に「男としてかっこいい」と
思いました。
次の次の次・・・くらいには、トップになるのかな。
いや、ぜひともなって欲しい。

存在感といえば、専科のお2人。
将軍や最初の役をやらせたら、右に出る人はいないでしょう。
こういう人が脇を固めるから、
主役たちはのびのびと演技ができるんでしょうね。
全体として、星組のチームワークのよさを感じました。

*******************
芝居そのものについてですが、
私のお師匠様の教えに従い、事前にプログラムを読み、
”トウコさんは「どの」龍星なのか”ということを
理解したうえで観劇したので、理解に苦しむことは
ありませんでした。

ありがとうございました>お師匠様

私自身、宝塚の芝居の構成は、
よく言われる「少女漫画」に勧善懲悪ものの
「時代劇」を加えたものだと思っています。
なぜなら、舞台ではかなり人が殺されるからです。

時代劇では、例えば、(1)悪は最後に滅ぶ、
(2)最初悪い人でも、途中で主人公のために働くことになった場合、心が綺麗になったところで殺される。
(3)すべては主人公のためのご都合主義
・・・ということが、日常茶飯事なのですが、
宝塚も和モノ洋モノ問わず、ほぼ同じルールです。

その意味で、今回の芝居は2幕目が
強引ではないか・・・と思わぬわけではありませんでした。
まぁ、トウコさんが主役の舞台をみられたので、
それで問題はないのですが(笑)


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