日記帳

2006年10月29日(日) 週末

土曜日、夫が「家にずっといるのは精神衛生上よろしくない」などと言い出して森林公園へ。カーサン夫が言い出した時点で頭痛の予感がしていた。が、言い出したら聞かないからなあ夫。QPと頭痛薬でドーピングしてから出発。気休めでもいいの。

前回の森林公園は大阪の義父母と一緒で、あれはあれで楽しかったなあ。もっと寒い時期だったから空いていて。一番手前の駐車場に停めたばっかりに、ものすごく歩く羽目になったんだ。などとおもむろに思い出す。今回は遊具に近い駐車場に停めよう。

お揃いのカラー帽子に体操着という遠足チームもいたりして、遊具周りはかなり混雑している。既に腰の引けている娘。鼻水も止まってないし、エンジンかからないよなあ。

ここじゃベビー過ぎるか、とアスレチックに移動したら怖がり全開。いまいちノリが悪いのう。

再びお子様向け遊具へ戻ったが、やはり盛り上がらない娘。ま、体調からしてこんなもんだろうと思ってたけどね。治ってきたのはオトーサンだけだもんね。

ノリの悪い母子に業を煮やしたのか「トランポリンに行こう!行くぞ!」と1人盛り上がる夫。「バスに乗るんだってー」とたらりんと呆けていたら、近くに日本語の達者な外国の青年がいらっしゃる。娘と同じくらいの女の子の手を持ってぶーんと振り回して、あらいいわねー、楽しそう・・・あら?嫌がってる?「イヤだ?イヤだった?」と青年はあくまで優しくて、ちょっと困ってるかんじ。お嬢ちゃん腕が痛かったのかしら。この時点でまだ全然気づいてないカーサン。

混み混みのバスに乗り、トランポリンに到着。ひとしきり夫と跳ねていた娘に呼ばれ、夫と跳ねるの交替。ああ、視界が揺れる。ず、頭痛が・・・。

そのとき「さばさーん!」と呼ぶ声が。あ?あ?こんなところで魚の名前で呼ぶ人は・・・、酒飲みさんだわ!(と平気で「酒飲みさん!」と叫ぶ私・・・)奇遇ね!ってか、あの青年は酒飲みさんのお連れね!ってことはニンちゃんね!もう「!」ばっかり。いやー驚いた。

「シラフのあたしは貴重よ〜」と女神のように微笑む酒飲みさんが剥いてくれたりんごは断り、青年が差し出してくれたみかんは何故か有り難く頂いて「人を見るのね〜」って酒飲みさん、りんご剥いたナイフ早く仕舞って頂戴・・・。いやいやいや、頭痛にトランポリンはいけませんぜ。かなりぼーっとしてたのよ(言い訳)。

シャボン玉でそこらのお子様たちを呼び寄せ離さない酒飲みさん。お子様の親御さんが「すみません、ありがとうございました」とお子様を連れにきても、お子様はシャボン玉に釘付け。にっこり微笑みながらシャボン玉を吹きまくる酒飲みさん。素敵だ。

ニンちゃんはトランポリン、夫と娘は草っぱらへ、酒飲みさんは一服しに行くと言う。青年と二人ピクニックシートに残されたカーサンに「世間話でもしてて〜」って酒飲みさん・・・。ちょ待って・・・。

ニンちゃんが跳ねながら「早くこっちきてよー!」と青年を呼んでくださったので(「ヨバレテシマイマシタ」日本語完璧)心臓が口から出ないで済んだ。滅多に無い国際交流の機会を生かしきれないオレ。いや日本語でいいんだって。

巨大な蚊を避けながら帰りのバスに乗り、酒飲みさんご一行とお別れし、スガさん聴きながら家に帰った。車で「PARADE」聴くの初めてさ。娘が「奇跡」は歌ってた。ほほう。

そして頭痛で撃沈。冷えが体に入っちゃった感じでね・・・。もうカーサンの1ヶ月には「生理中」と「生理前」の2種類しかないんじゃないの・・・。

こないだnoirさんちにお邪魔したときにも自覚したんだけど、あたくしマダムたちの本名を殆ど存じ上げないのであった。「あんた酒飲みさんって連呼してたけどさ」と夫に指摘されました。いいのー。あたしさばだし。いいのー。


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