週末買出しに行ったスーパーで、娘が突然「ねえ見てて」とスキップし始めた。「おおっ!!」と目を見開いて親馬鹿丸出しで手を叩いてしまうのは、カーサンの根気を出し尽くして教えてもじぇんじぇん出来なかったくせにいつのまに、と心底驚いたからだ。
本人「ツキップ(←スキップのことね)できる」と鼻高々だった数週間前、それはスキップじゃない、ギャロップだった。スキップの左右2つずつステップ、ではなく、1つずつの「パカラッパカラッ」とひづめの音が聞こえてきそうな見事なギャロップ。
「それはスキップではない」と指摘しようものならあなた、道は二つ。「できない、できないもん」とべそべそ泣くか、「いいのこれでっ。できてるのっ」と逆ギレするか。
もう教えるのやだ、と放り出したくなるカーサンもおとなげない。わかってます。わかっているからグッとこらえて「スキップできる人2人に挟まれて同時にスキップするとよい」なんて練習法を見て親子でやってみたり。休日、娘挟んで公園で3人でスキップする(もとい1人はギャロップ←しつこい)の図。それでも「できるようになった!」と嬉々としてギャロップして見せた娘。げ、限界ッス隊長・・・。
「ツキップのれんちゅうちたい」と明るく請われても「またッスか隊長」と目を合わさないよう、逃げ腰になっていたカーサンを許せ、娘よ。←夫は付き合っていたようだ。家の中で・・・。
自主練?特訓でもしたのか?と訊くと「ちてない」「できるようになった」「Mちゃんに「うまくなったね」って褒められた」(Mちゃんは何事もソツないお姉さまタイプの園のお友達。彼女に認められるのが同じクラスのお友達にとってはステイタス)(はっ。スキップ出来てないとMちゃんにはバレてたわけね?って括弧が続いたうえに長いよ!)と鼻高々。
ってことは、今じぇんじぇん出来てない鉄棒も、ある日突然その時がくるのかしら。ほ、ほんとうなんだの?
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