日記帳

2006年04月30日(日) アラバキその1

これ書いてるのは5/7なんだけど、ははは。さかのぼって書けるのがエンピツのよいところだ。

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4/30、アラバキに向かって出発。

新幹線のホームでりつこさん旦那さんゆいちゃんとちゃんと会えた。「よし、会えた」と心の中で1つガッツポーズ。

新幹線の席、6人で、3人掛けを2列取れた。なんの躊躇もなく座席を対面モードにひっくり返す夫。あなたのそういうところがうらやましい。

窓際からコドモ、奥さん、旦那さんの順に座る。ああ、膝がくっつきそう。初対面でこの近さはどうよ、と夫とりつこさんの旦那さんをちらちら横目でチェック。気になる。

すると旦那さんが「早く楽になっちゃいなよ」とりつこさんのわき腹を小突いている。?。「実は特急券を忘れて・・・」とりつこさん。なんてネタに事欠かない人なんだ。よく席がわかったなあ。と感心したら、ゆいちゃんの分の特急券は持っているという。何故大人の分だけ忘れるのか。さすがだ。

あったまるのに時間のかかる娘、マイリュックの中をかき回してべそをかき出した。なに?クレヨンを忘れた?ああもう。地雷がどこにあるかわからん。

ゆいちゃんは早速お弁当を食べ始めた。おかず先行でチャーハン残る。「味がない」とゆいちゃんからクレームのついたチャーハンを「どれどれ、味あるよ」とおいしそうにぺろりと平らげる旦那さん。ああ、噂どおりのええ人や・・・。

夫と旦那さんが大阪ローカルな話題で盛り上がり、なんと夫のいとこが旦那さんと同級生と発覚。旦那さんは全く大阪弁を感じさせない標準語イントネーションなんだが、「○○くん?」と復唱したとき、きっちり大阪のイントネーションだった。面白い。

娘があたたまりきらないうちに、仙台に到着。早いなー。

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そして、まず駅レンタカーを探してさまよう。まるっきり反対方向のびゅうぷらざに惑わされた。ちっ。急がないとスガさんに間に合わないかもしれないのよ。頭の中はそればっかり。

無事レンタカーカウンターに到着したら、きゃー、いぢわるみぃさんご一家が朝マックして待っていてくれた。なるほどいい女だ。noirさんの言ったとおりだ。「小股の切れ上がった」って言うんでしょうか。惚れるわー。

そしてこの人がティファニーをトイレに・・・、ティファニーをトイレに・・・、とそればかり考えていぢわるみぃさんの優しそうな旦那様に見とれる。包容力のオーラ。

ボウズ1号くんと2号くんはシャイな感じでこれがまた。是非次回ゆっくりとお話したいわ。遊びましょう。

山のような食材と、コドモに素敵な水筒(しかも氷入り)、炭に地図、もう至れり尽くせりですよ。何から何まですみません。

ばたばたあたふたと荷物を積んで、そそくさと出発になってしまった。失礼しました。

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当然のように運転席に座る夫。あなたのそういうところがうらやま(以下略)。助手席にはナビしてくれる旦那さん。2列目に奥さん二人、3列めにようやくあたたまってきたコドモ二人。

アラバキ会場までの道を、前夜叩き込まれた夫。高速に乗って、下に降りても、おや、全く渋滞していませんが。こんな時間にやってくるゆるいヤツらは少ないってか。

車を停めて、シャトルバスで会場に向かい、・・・おや。コドモ二人がもうくたびれているではありませんか。これはまずい・・・。

しかしスガさんが始まるまであと軽く1時間はある。心の中でガッツポーズもう1つ。間に合った。晴れてる。うれしい。

若者たちがわらわらと行き来する会場の中、まずは音量の小さそうな、かつ食べ物に近いエリアで休憩。シロップ掛け放題のカキ氷をコドモ二人に与えてエネルギー補充。

シロップ掛け放題ですからね、ゆいちゃんは全色かけましたか?なんかいい色に混ざってきました。娘は「おれんじ!」と1色に絞ったものの、それはマンゴーでしたよ。「おれんじ」と言い張ってましたが。

あいにく大人はお腹いっぱいで(駐車場で駅弁をかっこんだ)、おいしそうなシシカバブなんかを横目で見るのみ。こんなに屋台が充実してるなら、あの駅弁・・・、いや多くは語るまい。語るまいぞ。

スガさんが出るステージ方面に移動したとたん、旦那衆がコドモらを引き連れて去っていく。すみませんと手刀しつつ、ステージに向かって前進前進。前から5〜6列めを確保。

こっから長かったなー。サウンドチェックが延々続く。ふと隣りを見ると、りつこさんが立ったまま目をつぶっている。眠い。確かに眠いね。太陽に向かう位置だから、まぶしさで余計に目が開けていられない。

20分以上立ち尽くして、ようやくスガさん登場。

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黒い七分袖のシャツ、ジーンズ。なんスか腰のチェーンは。

アコギは黒と、たしか「高かった」と言ってたのと、2本。

とことこステージに出ようとして、ちょっとスタッフに止められる。ちょっと口を尖らして文句言ってるように見えた。もう出たいのに、だめって止められたね?さては。ぷぷぷ。待ってるお客さん思いってことで。

アラバキジングルが鳴り始まるにマイク前に立ってしまい、またジングルが長くて所在無いスガさん。

一言目は「ちょっと早いけどやります」だったような。
「バンドに逃げられまして。はっはっは。」笑ってますよ。「「スガシカオ」って看板みて観に来たひと、ごめんなさい」いえいえ。いいんですよ(←偉そう)。
※いつもスガさんの後ろでドラム叩いてる沼澤さんは、シアターブルックでアラバキ会場にいたのだ。風味堂でキーボードの森さん来てるかな、と思ったら、なんでも骨折されてたそうです。お大事に。

まずはつかみの「JUNE」。

スパニッシュな感じのギターフレーズ入れて「アシンメトリー」。

「古い曲やります」と「黄金の月」。

「どういうわけか、下品な新曲が売れ行きがよくて」と笑って「19才」「奇跡」。

「いや、無理があったわ」とぼやく。「19才」より「奇跡」が難しいよね。アコギ1本じゃ。でも「19才」えがったよ?

「な、なんか人が増えてきた」って増える客にびびってますMCも。

「市内のホテルに泊まってる・・ですよ。隣りがNEWSファンのおばちゃんでさ。一晩中NEWSですよ。曲覚えっちゃったぃ・・・」とまたぼやき、「そんなこと言っちゃったんで」と「夜空ノムコウ」。

「あー、気持ちいい。楽しい」「ステージから湖が見えるんだよねえ」とすっかりくつろいでいるスガさん。前髪が風であおられて、おでこ見えちゃってかわいーぞコラ。

「最近気に入っててよく演ります」と「アーケード」。
※「短いですけど、次で最後の曲」というMCに会場から「えー!」という声があがると「いいともじゃないんだから」と突っ込んでいた。

全部で30分くらい。短い。短すぎる。

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「黄金」と「アーケード」で涙腺をやられて恥ずかしいカーサン、りつこさんと目で笑いあいつつ、旦那衆とコドモらを探す。いたいた。後方で、ほんとにすみません。

遠くからエゴラッピンが聞こえてきたり、スガさんが去ったステージでは次のチャボバンドのサウンドチェックが入っている。聴きたいけど、土屋公平好きだけど、ぐああー!ここがヒキ時だ!撤収だ!

結局スガ一曲につき1000円以上・・・などと単価を計算してますます申し訳なくなってくる>旦那衆&コドモら。た、楽しくないよね?何しにきたんだって感じッスよね?
※夫に聞いたら「ゆいちゃんがワラの家作ってた」と微笑まれた。ぐうう。

さ、気持ち切り替えてお宿へゴー!だ。
※娘なんかアラバキ会場に入ったときから「早くおへやにはいりたい」とかつぶやいていた。嗚呼。

長いので続く。


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