言葉的遊戯
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2002年07月28日(日) 「現場の、のびぃさん〜???」

「そりゃあ、ロス暴動の根元と同じじゃないですか?」

今日はね、ヨットの乗りに琵琶湖に向かっていたんだけど、
名神高速を走っていると、大山崎のトンネル抜けて、桂あたりで突然の渋滞。
「珍しいなあ、こんなところで渋滞なんて・・・」
こんなところで渋滞なんてしないものなのに・・・。
運転席から見ていると、100メートルくらい向こうに
一番右の追い越し車線に止まっている車の運転席のドアに手をかける人の影が。
「おいおい、誰か急病とか違う?」
一緒の乗っていた「ぶうやん」と「ふくちゃん」に言うと、
「そう?」
って感じの返事。まあ、あってもおかしくはないよね。

で、実際のところ、現場まであと30メートルくらいのところに来た時点で、
事態が実に深刻で、衝撃的であることに気がついたわけである。

「あれ、襲撃してるんと違う?」

ぶうやんの声によく見ると、ワンボックスカーが斜めに止まっていて、
その後ろに軽自動車、軽自動車の扉の取っ手を激しく揺さぶる茶髪の男。
軽自動車を囲む、若い茶髪軍団3名は怒号をあげながら、
軽自動車から中にいる人たちを引きずり出そうとしているみたい。
助手席の窓を激しくたたく若造の後ろから、ゴルフクラブを持った男、登場!
「おいおい・・・、ええんかい・・・?」
僕らが思っていることは、いとも簡単に目の前で現実のものになりました。
振り上げられるゴルフクラブが、勢いよく振り下ろされ、
見事!っていうくらいに助手席の窓ガラスを砕け散らせているではありませんか!
すると、二人の茶髪が、その砕け散ったガラスを残したままの助手席に近寄り、
割れた窓越しに、助手席の人に、1.2.3.と立て続けにパンチをお見舞い!

「えらいことになってきたの・・・」
僕らは完全に傍観者となったその他大勢のうちの一人。
だって、みんなが徐行以下のスピードで、今、目の前で繰り広げられている
「激録!警察24時!」の実写版を見ているわけですからね。

助手席のお兄ちゃんが引きずりおろされるまでには、
そう時間もかかりませんでした。
かわいそうに、そのお兄ちゃんは、茶髪野郎から、見事なくらいの
フックパンチ2発と、右ストレート1発、ローキック、ミドルキック数発を食らっています。
ふらふらになりながら逃げまどうお兄ちゃん。
これはもうまさしく!、ロス暴動の引き金になった、
哀れなドライバーと、白人警官たちの絵と、同じじゃないですか!
いいようにされっぱなしのお兄ちゃんとは別に、運転席のお兄ちゃんは
運転席から離れません。っていうか、離れることなんてできないはずです。
助手席のお兄ちゃんは、もうすでにサンドバックのようになっているんですもの。
運転席の外から、茶髪野郎が怒号をあげまくっています。
もう一人の茶髪野郎がワンボックスから、木製バットを持って登場!

「なんでこいつら、こんなもんばっか持ってるねん?」

これが僕の正直な感想。でも木製バットは確実に茶髪野郎の手に握られています。
これは確実に運転席を砕くのでしょうか?
2人の茶髪野郎はバット野郎を残し、助手席兄ちゃん襲撃を完全なものにしようとしているようだ。
逃げまどう助手席兄ちゃん、激しく追い立てる茶髪2人組。
よく見ると野郎の連れなんでしょうね、女の子が何をしていいのか、止めることもできずに
「アワアワ・・・」って感じに、まるでバイト初日、指示さえもらえずに
困りはてる新人バイトのようなかんじになっています!

この時点で、僕の車は現場をあとにしてしまいました。
一応高速道路ですからね、特別な理由がない限り、止まるわけにも行かないわけですし、
彼らのおかげで渋滞はできましたが、彼らはよりによって、
3つある斜線の一番右で暴動していますからね。
邪魔で仕方ないのは言うまでもない・・・。

しかし、いったい何が起こったんでしょうね?
軽自動車が無理な追い越しをしたんでしょうか?
でも無理な追い越しをしただけであんなことされるのか?
それも軽自動車の言い分は全く聞いてもらえてないわけですからね。
ワンボックスが勝手にキレて、暴れているのだとしたら、
たまったもんではないですね。

でも、まあ、今のご時世なら考えられないこともないかな?ってかんじ。
でも、怖いよね、ふつう、車の中にゴルフクラブと木製バット積んでるか?
うん、たしかに僕はゴルフクラブは積んでいる。
でもね、僕はゴルフクラブはゴルフボールを打つときにしか使わないしね、
木製バットなんて積んでないもの。
でも、その代わりに折り畳み自転車と、ユニクロで買った折り畳みブランケット4セットと、
洗車セットと、インラインスケートと、未使用の「あいのりボードゲーム」と、
寝袋があるくらいだものね、バットなんて入ってないよ。
(バットよりそんなん入っている方が変?)

僕らは結局、警察には通報しなかったんだけど、どうなったんだろう?
あの場所だと警察がくるにもインターも遠いしねえ。
でもね、相当すぎるくらいの衆人環視のなかで、あんなことして
ワンボックスの奴らは逃げ切れるのか?と思うし、
軽自動車の奴らも、あんだけされたら、刑事告訴と精神的被害から民事告訴して
きちんともらえるものはもらっとかないとねえ。
ワンボックスのナンバープレートさえわかっていれば、どうにでもなるし、
なにより高速って入り口にナンバープレート読みとる機械ありますからね、
証言求めるにも、その車に乗っていた人をさがして見ればすむわけですからね。
「なにわ」ナンバーのアベニールの方で・・・、って言われたら、
「へい、おかみ、なんでも話やすで・・・」って言うんだけどね。

世の中は、思っている以上に物騒ですので、
くれぐれも災いには注意されますように・・・。

本当は今日は、「艇名、一緒に考えて?」ってネタにしようと思っていたけど、
また次の機会に。ご機嫌よう・・・。



★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★



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