言葉的遊戯
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言葉だけじゃ、わからないかな?
時代劇でさ、悪代官が越後屋みたいなのに接待されて、 「お代官様、こちらもご用意しております」とかいって、 越後屋がふすまをスルッとあけるんですよ。 その向こうには、ふっくらとした布団があって、 別のふすまが開くと、まだまだ幼いでしょう?ってくらいの 娘さんがおびえた目をして、たっている。 「おお、気が利くのぉ・・・」と 悪代官はすんごいワルそうな笑顔で「小娘、怖くないぞぉ」って おまえの顔が一番怖いんじゃい!って顔で迫ってくる・・・。 「お代官様、生娘にございますぅ・・・」といいながら、 ふすまが閉じられ、そこには悪代官と小娘だけ・・・。 「よぉ、こっちへこい」と言う悪代官の声に、 小娘は恐れおののくあまり・・・。 悪代官の手が、小娘の着物の帯にかかったぁ!!!
「ハラホレヒレハレ!!!!!」
小娘が気持ちいいくらいに回転するんですな、これが。 男なら誰でも?こういうのってやってみたいんだよね、って思うよね? (男性諸君、返事だ!、返事をするのじゃ!) でも、そういうシーンに僕はまだ遭遇したことがない。 っていうか、今までお付き合いした女の子が 僕の前で着物を着ていたなんていうことは一度たりともないのだ。 (花火見に行くときも洋服でしたね)
でも世の中は広い、広すぎる! 僕はかつて、職場で知り合った女の子が 「私はそれに近いことが・・・」っていう 衝撃の発言をしてくれたことがあったのだ! (そこまで大げさに言わなくてもね・・・)
彼女は成人式を終えて、同棲している彼の元に帰ったらしい。 「彼ね、とっても淡泊で、抱きしめてもくれないんです」 彼女は僕が衝撃の発言を聞くもっと前から、 何かの拍子に僕にそんなことを相談のように話していたことはあったけれど、 まあ、その日も彼は「おかえりぃ〜」って背中越しに 彼女の帰りにたいして声かけたようである。 「ねえ、ねえ、帯引っ張ってよ、くるくるって・・・」って 彼女が甘えた声で言うのも彼は無視するかのようにテレビに夢中だったようだ。 仕方なしに、彼女は隣に部屋で寂しげに自分で帯を解いて、 彼に抱かれにいったそうな・・・。 でも彼女はそんな淡泊な彼がすてきでたまらないっていってました・・・。
まあ、彼女のもくろみは失敗してしてしまったわけですね。 僕からすれば、「おい!なんでだよぉ・・・」って感じ。 「せっかくのチャンスをどぶに捨てるようなことを・・・」 そう思っちゃうね。 僕だったら、「ホレホレ、もっとまわらんかい!」って言いながら、 帯を、まるで駒を回すときのひものように一気に引いてしまうだろうね・・・。 でもそんな男のところにはそんな女の子は現れないように世界はできている。 世界は上手にバランスがとれるようにできているのさ・・・。
「ハラホレヒレハレ」、させてくれる人、募集中・・・? 以上、こわれた?(いや、いつも通りの)、のびぃでした。
★昔の僕はこんな日々を送っておりました!★
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