almanac of the wind







2001年03月06日(火) 「ひなまつり」について。



なんで今頃?なんておもうでしょう?

家にはまだ、お雛様が飾ってあります(苦笑)

それもこれも、家の母が悪い!
「せっかく飾ったんだから、お友だちに見せたいの」
「なんだか、可愛いし、もう少しこのままにしておきましょう」
「今度の日曜日に親戚が来るんだから、見せ終わったらね」

‥‥そういって2月17日から今日現在まで、
飾られている訳です。
このまま行くと、4月の旧雛まで飾られるんじゃなかろうか。
(過去に二回ほど経験あり)
おーい!母上。
あなたが「嫁行け、今年中にはでてってもらうんだから」
と、毎年いうが娘が行かないのは、このせいじゃないかい?(笑)

さて、家には雛壇が二つあります。
一つはわたしの。
もう一つは母の。
母の雛壇というのは家にずっとあるやつで、
百年近くになるのかな、
母の祖母のだったやつだから。
ハッキリいってぼろぼろ。

一応七段飾りなんだけれど、
ねずみにくわれてしまったり、
戦中でぼろぼろになったりで、
ちゃんとあるのは、内裏様と三人官女と五人ばやし。
台も三台目だし、見た目は悪い。
でも、なんだかほっとするものを持っているんだよね。

わたしの7段飾りはわたしが生まれてのものだから、
きちっと、そろってるんだけど、
母のは人形とお道具だけだから、
後三段、いろんなものでうめないとならない。
そうすると、毎年母の段だけ、飾りが変わる。
ある年毎に、
ヌイグルミ、千代紙でおった飾り、こけし、博多人形。。
ころころかわって不思議なもの。
ここだけは母の領域だから、
みててもけっこう楽しい。

これだからよけいに片付けないの判るんだけど、
並べるのも片づけるのも、一人なんだよねっ。
しかも、台からぜえんぶ!
かなりハードな1日作業です。
(1日で一気にやり終えようとする自分も悪いんだけど)
だって7段飾り2つっていうのは、ハッキリいって邪魔です。

兄のどっちかに、早く女の子できないかな。
それじゃないと、
わたしがこの7段飾り二つとも継ぐはめになっちゃうよ。

本当は、一代毎に供養してしまわないといけないという、
ひな飾り。
でも、切り離すことなんて、とてもできそうもない。






   index  


さくらっこ [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加