almanac of the wind







2001年02月23日(金) 「雪の日」について。



雪の気配に目がさめた。
ちょっとカーテンが空いてたんだね、
寝ぼけ眼にあたたかそうな雪が見えた。
なんとなく「櫻雪」という言葉が浮かんで、
春が近いんだなあって思ってみたりして。

雪がふってたりすると、
何となく散歩してみたくなってしまって、
母の長靴を履いて、近所の公園まで歩いたりします。
で、歩いてみたんだけど、
櫻の花びらみたいな雪が肩に手に重なってきて、
何かに祝福されているような、何だか照れくさい気分になったり。
寒い日に暖かい気持ちになれる幸せを深呼吸してみたり。

缶コーヒーをかって、
しばらく公園のベンチにすわって、
ぼおっとして、
それから帰ってきました。

それにしても雪の日の朝は、
どうしてこうも、
しんとした静けさの中に佇んでいられるんだろう。

家の中で激しさを増してくる雪の模様を、
無言の中で感じてみた。








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さくらっこ [MAIL] [HOMEPAGE]

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