almanac of the wind







2001年02月22日(木) 「猫」について。



動物は好きです。
人間と同じくらい好き。
‥‥人と同類項にはならない「好き」だけど。

2月22日は「ネコの日」だそうです。
ニャンニャンニャンってことかい。うーん、単純。
でも、この単純な発想っていうのは、きらいではないです。

猫はかったことありません。
でも、親戚が飼っていることが多いので、
触れあう機会は、そんなに少なくはないと思うな。

ただ、一言でゆうと、「猫はフィクション」

飼ったことがないわたしがいうのも何なんだけど、
挨拶されても、一緒に遊んでいても、
猫ってすごく遠い。気がする。
一切を交われない、
かたくなな線があって、
それを超えるのは、
きっと同じ猫であっても無理だろうという、
何だか哲学っぽい一面がある。

例えばわたしの知人の猫は、
玄関に「おじゃましまーす」とはいると、
彼女は(猫はとはかけない)
必ず、わたしの右足から左足に8の字に抜けて挨拶をし、
どこかに消える。
次に姿を見れるのは、
わたしのカバンの上にねッ転がる(!!)時である。
そのときに触ってみてもびくともしない。
何だか遠いなあ。と、つくづく感じる。

そういえば、猫には「眠る」という才能がある。
ほとほと呆れるくらい、猫は眠る。
わたしにとっては至極うらやましい話。
体の不調のせいで、不眠症の一歩手前まで
歩いていってしまったことのあるものにとっては、
「眠る」とこが、とても暖かく感じる。
きっと、眠たいと思うことが、
幸福感に近いことだからだと思う。
(違う人も知れないけど、そこはあしからず)

いちど飼ってみたら?
なんていわれることもたびたび。
でも、
心理上の理由以外でも、きっと猫はかうまいと思う。

猫はかわれて生きる物ではない、
かも知れないと思うから。
謎がおおい、猫。
だからこそ、またさわってみたいなんて思うのかな? 






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さくらっこ [MAIL] [HOMEPAGE]

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