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■ 願。
其の事だけを考えていられたら、 僕は倖せ。
夢はいつでも温かい。 理想と現実を取り違えて、 恰も本人と思っている己の浅はかさに 自嘲の嗤みが。
嗚呼、触れれば 貴方だと認識るのだろうか。 其の聲を聴けば 貴方の元へ往けるのだろうか。 何時でも笑顔で境界線をするりと引く とても器用な、 貴方が憎い。
僕は空気が震える度に 姿を探してしまうのに。 貴方は、 僕の糸を巻き取ったら 厭きてしまうのか。
いっそ、 数多の星に願いを掛けよう。 僕が恐れるものなら只一つ、 貴方が怖い。
2002年10月28日(月)
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