大学教員の日記

2004年05月24日(月)  どんどん進めるIT活用

 朝、校内研の社会部会の主題、仮説等の検討。昨年度ベースは作っているので大幅な修正はない。ただ、今年度は焦点化が必要だ。「社会的なものの見方を深めるために必要な発問」「資料活用の段階的指導」「地域教材の開発」等にスポットをあてていくことになる。自分の今まで力を注いできた分野であり、役立つ研究になるだろう。

 「カリスマ教師」の本に影響を受け、「動」と「静」を区別するように話をする。子どもたちにとっては明快だったようで、集中度と表現度がいつもよりアップした感じ。「宣言を書く」ということも「成長ノート」に取り入れることにした。成長ノートはこんなところでも役立つ。
 今日のIT活用は国語で。問い合わせの手紙の例文を映し出し、それを検討。機器のセットと合わせて教科書の文章がスクリーンに映し出されるまでわずか3分。授業の合間が5分の現場にとっては、これは実にありがたいこと。検討をした後は、それが実際に書く手紙の手本となる。ずっと映し出していた。書いた後には子どもたちのノートの発表用スクリーンとなる。まさにフル活用。
 5時間目はキーボー島。久々だったので夢中。放課後、子どもたちも時間の余裕はないのだが、すき間時間にさせてあげたいと思う。
 クリップ教材も即教室で活用できる準備も整い、IT活用がどんどんと進む。むろん活用の目的を忘れずにしなければいけないが。使えばいいというものではない。

 授業本、保護者でも購入してくださる方がいらっしゃった。HPをご覧になってとのこと。手の内を明かすことにもなるが、教師の思いを伝えることになるということで喜んでお渡しする。感謝。


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