大学教員の日記

2001年10月17日(水)  自慢CMを視聴する

 総合のまとめで「宮古の自慢CM」を見合いました。どのチームも満足の行く結果となりました。昨日の通信の通り、CMは、明日直接皆様にお見せします。子供たちからも「CM作り小話」がある予定です。ぜひお越しください。

 さて、CMを見終わった後、子供たちに「今回の学習で学んだこと」を書かせました。二十数時間にわたる学習。子供たちは、どんなことを学んだのでしょうか。(作文は抜粋です。)

 ぼくは、インタビューをするときに、とても歩き回ってつかれたけど、そのかいあって、いいCMができました。それに、キャッチコピーはとてもいいのができてよかったです。
 それから、テレビでのCMの見方がかわりました。これは合成だとか、洗剤のキャッチコピーなどがよくわかるようになりました。
 それに、ぼくは最初、ゆうじゅう不だんだったけど、観光客の前でえんぎをしたら、自信に満ちてきたので、とてもよかったです。

 このように、自分の行動に自信を持った子供たちが増えたと思います。何せ見知らぬ大人への頼みごとが多かったのですからね。

 最初のころは、ウニ染めの田川さんにもあまりなじめなかったし、街角インタビューでも聞き方が下手でした。でも、とちゅうから、だんだんわかってきたのでよかったと思います。
 今は、田川さんにかんしゃしています。
 今回の学習で変わったことは、「聞き方でつっこむ」ということがだんだんできてきたということです。
 みんなの話の内容も最初は、ついていけなかったけど、ついていけることになったこともよかったと思います。

 取材を重ねていくうちに田川さんという人物に対する思いが変化してきたのですね。これはなかなかできない貴重な体験です。よかったですね。

■ロケこぼれ話
 子供たちのCM撮影ではけっこう失敗がありました。たとえば、録画していたテープを消去してしまったり、音声がなぜか入っていなかったり(これは機械のトラブル)というようにです。あるチームは「失敗は成功のもと」ということわざがはやりました。
 実は私もCM撮影で失敗をいくつかしました。
★その1 ネクタイウニ汁染め事件。浄土ヶ浜でウニラーメンを運んでいるときのこと。段差を知らず歩いて、ガクン。ラーメンの汁が思いっきりネクタイにかかりました。ネクタイのウニ汁染め?です。おかげでロケでは「スープなしのウニラーメン」となりました。
★その2 フラッシュ事件。魚菜市場で子供たちが一生懸命に撮影している時のこと、「記録用に」と私が何げなく写真を撮りました。あとで映像を見ると当然、そのシーンにフラッシュが入ってしまいました。ちょっとばかり冷たい子供たちの視線??? 子供たち、ごめんなさい!


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