Opportunity knocks
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2006年07月28日(金) 京都6日目

昨日と同じように電車に乗ってバスに乗って大学まで。
泉鏡花の妖しくも静かでもの悲しい世界に浸る。
この人は幼い時分に母親を亡くしたそうで、それが亡母憧憬となって鏡花の文学に登場する女性像に多大な影響を与えている。女という性に対して尽きる事がない憧れと執着、そして一転してそれを冷静に見ているもう一つの目。とても人間臭く、なぜかなつかしいようなそんな気がした。

講義を終えてSさんちへ帰宅。
最後の夜ということでわたしが夕食を作ることにした。
Sさんの好きな鶏のから揚げと素麺、茄子の素あげ煮と蓮根のサラダ。
素麺の薬味は、薄切りにスライスした玉ねぎと干し椎茸を醤油で味付けした出し汁に漬けておいたものと、生姜、ネギ、茗荷などなど。
作ってる間、Oさんの馬頭琴がずっとそばで聞こえていて、何だかゲルの中で遊牧民に食事の支度をしているような気分になった。
久しぶりにシュフらしいことをして、それを懐かしくうれしく楽しく思っている自分を発見してみたり。
支度も含めてとてもたのしい夕食だった。

食後は「となりのトトロ」を見つつジブリ映画のトリビアについて語り合う。
西瓜をたべたり、Yさんがおみやげに持って来てくれた水饅頭を食べたり。
そんな京都最後の夜。


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