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2002年09月02日(月) 明治の文芸世界について考える

近代日本文学史のレポートを書いている。(このまえ書いたのは近世日本文学史)
課題は、「没理想論争」「宣言一つ論争」「『話らしい話しのない小説』をめぐる論争について、各論争が行われた年代、当事者、論争に至るまでの経緯を述べ、それぞれの文学史上における意義を書け、というもの。

没理想論争?宣言一つ論争?なんじゃそれは、って感じで何も知らなかったため、その論争自体を把握するのにだいぶ時間がかかった。
没理想論争というのは坪内逍遥と森鴎外との間で行われた論争。没理想という言葉は坪内逍遥がシェークスピアの偉大さを評して用いた言葉で、作者の主観を排して無心に事象を描写することをいうらしい。(ようするに写実主義ということか?)それに対して森鴎外は、芸術(文学も含む)は美的な理想の具現であるとし、理想なくして芸術は成り立たないと批判、近代最初の文学論争となった…簡単に書くとこういうことなのだけど、いまいちよくわからない。テキストや文献の文章がすごく難解でまわりくどいため、噛み砕いて理解するのにすごく時間がかかるのだ。
(たんに物分りが悪いだけなのかもしれないんだけど・・というか実際そうなんだろうけど)それでも自分が全く知らない未知の世界が、徐々に明るく照らしだされていく感触というのは悪くない。腰をすえて勉強しようと思う。


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