Opportunity knocks
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2002年03月20日(水) ユリイカ

”ユリイカ”がビデオレンタルされていたので借りてきた。

夜、コドモが熟睡してから、(最近わたしが観るものに対してやたら興味を示し、どんな意味なのだやら、どうしてこんなのを観るのかだのとしつこく詮索してくるので)ひとりで、(連れ合いは最近夜中にならないと帰ってこない)
ゆっくり観た。
(・・・前置きが長いなあ。)

はっきり言って凄い映画だった。あまりにすごい映画だったため、
感想を書こうと思っても全然まとまらない。
それだけ深く入りこんでしまったということかもしれない。

(自分で書いてて訳がわからない。。)

でも、かなり想像力を要求される映画だと思う。
余分な情報は一切なし。なにかを仄めかしたりもしないし、
なにかを提示することもない。
難しいといえば難しい映画なのだけど、いったん感じるままに見てみよう
と開き直ってみるとかなり入りこんでしまう、そんな映画。

ユリイカという言葉はもともとギリシャの言葉で、アルキメデスが金の純度を
測るための方法を発見した時に発した叫び声、というのが語源であるらしい。
要するに、I have found it!というような意味。

わかった、見つけた、というタイトルからして、誰かが何かを見つけたのだろう。
誰は、何を見つけたのだろうか? 何を理解したのだろうか?
見終わった後、そのことがすごく気になっている。





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