Opportunity knocks
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”ユリイカ”がビデオレンタルされていたので借りてきた。
夜、コドモが熟睡してから、(最近わたしが観るものに対してやたら興味を示し、どんな意味なのだやら、どうしてこんなのを観るのかだのとしつこく詮索してくるので)ひとりで、(連れ合いは最近夜中にならないと帰ってこない) ゆっくり観た。 (・・・前置きが長いなあ。)
はっきり言って凄い映画だった。あまりにすごい映画だったため、 感想を書こうと思っても全然まとまらない。 それだけ深く入りこんでしまったということかもしれない。
(自分で書いてて訳がわからない。。)
でも、かなり想像力を要求される映画だと思う。 余分な情報は一切なし。なにかを仄めかしたりもしないし、 なにかを提示することもない。 難しいといえば難しい映画なのだけど、いったん感じるままに見てみよう と開き直ってみるとかなり入りこんでしまう、そんな映画。
ユリイカという言葉はもともとギリシャの言葉で、アルキメデスが金の純度を 測るための方法を発見した時に発した叫び声、というのが語源であるらしい。 要するに、I have found it!というような意味。
わかった、見つけた、というタイトルからして、誰かが何かを見つけたのだろう。 誰は、何を見つけたのだろうか? 何を理解したのだろうか? 見終わった後、そのことがすごく気になっている。
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