水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2004年08月24日(火) 伊集院静『桃の宵橋』

すっーと引き込まれて、物語の風景を眺めていました。伊集院静の世界は、
そのせつない余韻がなんとも言えず、読み終えたあと、しばらく他のものを
読む気持ちにはなれないんです。

『桃の宵橋』──60歳になる 母の商売をやめさせようとする娘のお話。
娘は44歳。母の商売は娼家の手伝いで……。

もし、「親子」という関係がなかったら、気持ちのどこかがラクになるのかも
しれません。逃げることができない親子の絆は、時に、、もどかしく。。

なんだか、胸がいっぱい。
また、2-3日くらいしたら、続きを書きたいと思います。

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ということで、2-3日の経つのは早いもので、金曜深夜になりました。
続きを書くつもりでいたのに、、、。
あふれる想いはゆらゆら揺れるばかりで、言葉になりません。
『桃の宵橋』をぜひ読んでみてください。


水野はるか |MAIL
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