水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2004年04月27日(火) |
服部まゆみ『葡萄酒の色』 |
軽井沢のある別荘に転がり込んできた画家が、そこに集う男女の平穏な日々に 小さな波紋を──。
んー、なんとか読み終えました。ストーリーは面白いんですが、読むのに疲れます。 会話がまどろっこしくて、スラスラ咀嚼できないのです。上流社会の人々は、 いつもこんなふうにお話をなさるのかしら?もう少し、気楽にお話していただかないと わたくしも、いささか、困りますのよ。そうじゃなくて?そうそう、ご存知かしら… と、こんな感じ。
ふぅー、この2-3行くらいで、ぐったりするくらいなので、上流社会ものは向いてない ということですね。なぜか、安心しました。
作品に戻ると、画家があまり魅力的に思えないのが残念。 いえ、わたしが魅力に気づかないだけなのかも。。口下手で無口な画家が、 いつの間にか、美人と密会する仲になる、そのプロセスはどこに?どこに? これも、わたしが気づいてないだけかもです。 もう一度読めばわかるかもしれませんが・・。
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