水野の図書室
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2004年02月25日(水) 新津きよみ『彼女の一言』

小中学校で、すべての面においてライバルだった二人の女。将来の夢は二人とも
小説家になること。そして、大人になったとき、ひとりは夢を叶え、小説家として
デビューしますが──。

新津きよみお得意(と思う)の心理サスペンスに女の嫉妬がしっかり練り込まれていて、
ぐいぐい引き込まれていきました。たった一言に執着するなんて、ほんとにライバル
だったんだと納得するには充分すぎるほど。「おめでとう」だけじゃ、足りませんか・・?
その一言が欲しいという気持ちはわかりますが、わかるけど、うーむ。。
なんか、すっごく視野の狭い小説家ですよ、これじゃあ。。

小説家、ですか…憧れます。いえ、わたしの場合は、小説家になるんじゃなくて、お隣に
小説家が住んでいる、っていうのがいいですね。うひゃ、サザエさんじゃん!(笑)
それでですね、町内の不思議な出来事とかヘンな夢を見た話とかを、お隣の小説家に
話に行って、一緒にお茶するのがいいです。で、時々、原稿待ってる編集者に睨まれて
追い返されたり。。うふ。隣に小説家が引っ越してこないかなぁ〜← 妄想の世界



水野はるか |MAIL
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