水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2004年01月28日(水) 篠田節子『水球』

臨場感たっぷり!証券会社が破綻するその場にいたら、きっとこんな感じですか。。
高卒の証券マンが粉骨砕身の努力で得たものは、崩れるときはあっけなく──。

豪邸はあっても、職場から遠いのは良くないですよ〜。通勤は重労働ですもん。
部下の女性が独り暮らしで、職場の近くに住んでたら、ぜったーい、中継基地に
したくなります。休息だけじゃ終わりません。居心地良くなるばかりでしょ。

んー、この主人公にいろいろ意見したくてウズウズです。
高卒、高卒、って、自分を卑下しすぎじゃありませんかー。
まあ、証券会社での高卒の立場が想像できないわけじゃありませんが。。
愛人に対しても、自分の身を守ることばかり考えていて、んもー情けないー!
頑張ってるからって、仕事も愛人も家族も、なんて、欲張りすぎ!

大きな世界にいるようで、所詮、小さな世界がすべてなのは、誰もが同じなのかな。
とりとめのない感想になったところで、また明日。


水野はるか |MAIL
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