水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2003年12月26日(金) 重松清『セプテンバー '81』

37歳の誕生日を迎えた朝、「ぼく」が思い出すのは19歳の誕生日に出会った女の子。
カラスのように黒ずくめの服を着た、長い髪の小柄な子。ひょんなことから、一緒に
一夜を過ごしたふたりは──。

ふぅー、せつないです。せつない話に弱いんです。
ナンパしても、「誘惑」より「懇願」になる主人公にせつなくなり、←母性本能かも
女の子のキツイ言葉に反論できない主人公にせつなくなり、←情けなさすぎ
ふたりが行った店に泣きたくなるほどせつなくなり、←なんだかねー、いやん
別れ際のせつなさっていったら、第三者が見たら・・・ ←読めばわかります

一番のせつなさは、たった一夜だったこと。
なのに、37歳になるまで18年間もずっと胸の奥に大切にしまわれてたなんて・・。
'81年の回想シーンを彩るのは、『セプテンバー』。
どんな曲なのかわからないんですが、振り返ると、思い出にはいつもメロディがあって、
口ずさむと、背中を押してもらってるような気がします。

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【今日の出来事】
来年3月にふたつの村が合併して誕生するはずだった新しい市の名付け親になり、
「名付け親認定証」までいただいていたのに、合併に向けての協議が整わず、
合併協議会解散=新しい市の誕生は不可能となった旨の文書が届きました。

他県のことゆえ、ここに至るまでの状況がまったくわからず、突然の知らせに、
驚くばかりです。新しい市は来年3月15日にスタートするということだったのに。。
ここまできて、取り止めですか!事情がわからないので、何とも言えませんが・・。
あのー、記念品のクオカード、既に使ってしまいました。これ、税金だったと思うと、
なんだか申し訳ありません。わたしと同じ名前を考えて、名付け親になった方々は
どんな気持ちでしょうか。。(名付け親は全国に数名)


水野はるか |MAIL
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