水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。
2003年11月28日(金) |
吉本ばなな『小さな闇』 |
ギターを買う父にくっついてブエノスアイレスに着いた「私」は、父を待つ間 エビータの墓地を訪ね、静かに流れる時間の中で、3年前に亡くなった母が 話してくれた心の奥底の小さな闇を思い出し──。
陽光きらめく南米の墓地で思い出すにはあまりにつらく悲しい母の過去です。 夫にも打ち明けなかったことを娘に話すなんて、、、、ひどい。。 夫婦は所詮他人で、娘は親子だから? 夫とは、楽しいこと、うれしいことは分かち合っても、ネガは見せたくない、 ということでしょうか。わかるようなわからないような・・。
ここまで重くなくても、誰にでも心の闇みたいなものはあるわけで、自分も 携えていけるなら、好きな人の闇も知りたいような気もします。 で、自分の闇は、というと、誰にも見せたくないです。ハイ。 弱みは見せたくないから。あーこうなると、主人公の母と一緒ですね。 好きな人には絶対、見せたくない。かなり強がりだと自己発見しました。
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今夜、早くも忘年会ひとつめなんです。今年まだ1ヶ月あるのに。 あまり飲めないので、会費分、たくさん食べてきまーす。 怒涛の出費シーズンの幕開け。心してかかります。笑
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