水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2003年10月04日(土) 川島誠『消える。』

「セカンド・ショット」(角川文庫)の最後の作品になりました。
9月から、いつもバッグに入れていたので、なんだかすごーく、読み込んで
いるような充実感があって、うーん、読書の秋ですね〜。しみじみ。。
最近、読むペースが減速していくばかりですが、じっくり読むのも大切よ。
しゃっくりしながら読むのは大変だけど。(ぐふ、言って疲れた。あぅぅ。)


『消える。』は、主人公の“ぼく”が、何やらブツブツ呟いております。
運動会や算数の話から、小学生のようですね〜。
饒舌な小学生です。特にストーリーはなく、ブツブツブツブツ・・・・・。

小学生のたわいもない話に、うんうん気軽につきあっていくと、、
実はその奥に偉大な真実があるのです。(←深読みしすぎかにゃ〜?)


9編の中で印象的なのは、表題作『セカンド・ショット』。『サドゥン・デス』も
良かったです。今まであまり読んでなかった分野で新鮮でした。


水野はるか |MAIL
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