水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2003年10月02日(木) 川島誠『セビージャ』

スペインの都市、セビージャが舞台です。
短編集一連の男の子は、大きくなって(?)大学生に。んー、どしたの?
一気に老け込んでます。少年と大人の間の倦怠感をどこんどこん背負って、
スペインに着いたものの、何がしたいわけでもなく、胸を焦がす憧れもなく・・。
所持金の残りを心配することもなく、、あ、親の遺産がたくさんあるんですよ。
都心のビルのテナント料が自分の口座に振り込まれるなんて、、、

・・・つまんないですよね。やん、小説のことじゃなく、お金の心配しなくていい
生活なんて、つまんないですよ。きっと。

作者はなぜ、セビージャを選んだのでしょう?
セビージャ、から広がるイメージが主人公によく似合っています。
なぜか耳(目)に残ります。セビージャ。

関係ないけど、
ガスパジャー  ← ロシア語で「〜夫人」
ガオレンジャー ← ご存知(かどうかわかりませんが)「百獣戦隊」
ジャージャー麺 ← 漢字にすると「炸醤麺」

じゃあ、またね☆


水野はるか |MAIL
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