和田拓治郎の「夜景レストラン」

2008年05月28日(水) さあみんな、やればできるぞ頑張れ

本日は、皆様にやれば出来る講義をおすそ分け。

わがニッポンには、不可思議な習性有り。

たとえば、ポプラでお弁当を買えば、ふりかけが付いてくる。
ドリンク剤を購入すればビタミン剤が添えられて、ガソリン入れたらティッシュをサービス。


ようするに有り得ないサービスの国なんだよ。

フランスで、






↑押すと予想通りの言葉に変化

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ってこと。

フランス料理の弁当があるかどうか知らないけど、とにかくそういうことだ。

先日も、お寿司を貰ったときお吸い物が付いてきた。

そう、インスタントもの貰っても、作業場には調理器具がないんだ。
でもなんとかして、無理矢理にでも任務を遂行したい願望はある。

やってやりましょう。
使用するのは、作業場一フル稼働のスーパーコンピューターで御存知コーヒーメーカー様。


コーヒーメーカーでお湯だけ抽出するには、コーヒーがいつも触れている部品を分解しなければ純水は得られない。


めんどくささとお吸い物の天秤は、あっけなくお吸い物を選択。

作り方を見ると、お椀の7分目のお湯を用意するとある。
そんなもん無いし、この先も必要無い!オール無視。

ここでの法律はわたしだ。
コーヒーのカップに自分の欲した量のミネラルウォーターを、厳密に計り入れる。


カップにお吸い物の原石を入れ、沸騰したお湯の解禁時間を待つこと15秒弱。
イケる!
ただ、手が熱い。
本来コーヒー豆全体に散布する機械だから、ランダムに熱湯が降りかかる。
そして、出るのが遅い。


しかし、なんだこの充実感。
コーヒーしか出来ないと思っていた作業場で、今まさに吸い物が出来ている。

じっくり意識が飛ぶくらい長く感じた1分04秒。
その衝撃の模様を、トータルテンボスのコントをBGMにリズミカルなノーカットで御覧いただこう。
(ほんとにお湯がチョボチョボ出てるだけ)


※完成後の至福の一時に、ふっと目を向けると、足下にストーブと飯盒。(画像4)


おお神よ、なぜわたしに遠回りさせるのですか。


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和田拓治郎 [MAIL] [HOMEPAGE]

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