器や雑貨が好きな人、暮らし系の本雑誌をよく読んでいる人であれば知っているであろうイイホシユミコさんのお名前。
シンプルですっと手になじむバランスのいいかたち、でもかわいらしさもある器を作る作家さんです。
縁あって2日前に初めて購入しました。
イイホシユミコ プロダクトシリーズ。
「unjour」のmatinカップ ruri。
アンジュールはフランス語で1日、matinは朝の意味とのこと。
ruriは色を表しています。
写真だと色味が微妙かもしれませんが紫がかった青のいわゆる瑠璃色のマットな質感のカップです。
2枚目の写真はカップ裏に刻印されているイイホシさんのサインです。
「○○さんの器」というとその方が工房でひとつひとつ手作りされていることが多いと思うのですが、イイホシさんのプロダクトシリーズは、委託した外部の工房でイイホシさんデザインの型を元に職人さんが仕上げるという工程を経て作られています。
このアンジュールシリーズは瀬戸の窯元の職人さんの手で作られているとか。
もちろんイイホシさんご自身が自ら作られた作品(ハンドワーク)もあるのですが、そちらは個展等での限定販売で希少なようです。
ちなみにこれが器の入っていたパッケージ。
この箱ひとつにもこわだりがつまっています。
嬉しいよね。
私が器に興味を持ち始めた頃に出合った塗師の赤木明登さんの言葉(正確じゃないけど)。
「100円のプラスチックのお椀も1万円の漆のお椀も器の機能としては大差ないのに、同じ用途に100倍もの高いお椀を買う人がいるのはなぜだろう。
それは人間が手間ひまかけて作っているからであり、そのお椀を見たときに心がふるえるからだろう。
そしてうちに持って帰って使うのにどきどきしてあたたかい感じになってちょっと幸せだったりするからだろう。」
惹かれた器を買う時にいつもこの言葉が頭に浮かびます。
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このイイホシさんの器は9日の観劇帰り、友人との飲み会で立ち寄った武蔵小杉のグランツリー武蔵小杉3階にある【アンジェ ボン・ルパス】で買いました。
このアンジェ、京都の河原町に本店があって私も2度程寄りましたが、本当に私好みの品揃えでわくわくします。
ちなみに楽天の人気ショップのアンジェ(私が楽天で一番利用しているショップ)も以前はこのアンジェのweb shopとして運営していたと思うのですが、あらためて確認すると今は別会社のスタンスとのこと。
なにか揉めた?
http://www.angers.jp/index.html
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