今月の議会で逗子海岸海水浴場に関する条例改正案を採決予定の逗子市。
それに対して海の家の経営者ら協同組合が、改正条例制定の差し止めを求めて、訴えを地裁に起こしたそうです。

「海の家以外での飲酒禁止」
「海の家を含む音楽禁止」
「海の家の営業時間は18時30分まで」等々。
海水浴場の営業としてはかなり大胆な内容の改正。

近年の風紀の乱れや音楽イベントによる騒音問題、そこに決定的だった昨夏の殺傷事件。
その流れの中で規制強化の気運が高まり、10年近く海岸を盛り上げてきたキマグレンのライブハウス音霊が敏感に反応して「このことが未来の逗子海岸のためになるなら」と撤退を宣言。
夏からこれまでもいろいろ動きがありました。
音霊含む海の家もいろいろ対策をしていたし、多分ほとんどの海の家はなんの違反もしていなかったはずなのですが、一部のルール違反の人のために…。

この問題は市民でも「海岸一列目のマンション住民とうちのような騒音も聞こえない距離の住民」では温度差があるし（署名も回ってこなかった）、住民と商売をしている方々ではまた大きく違うだろうし、本当に難しいと思います。
もちろん治安が良いことを願うのは誰もが一緒でしょうけれど。

市長は「改正案を制定しても翌夏はまた調整を行う」とも話しています。
今冬には市長選があるのでまた平井氏が当選するとも限らないですが。
やはり厳しいけれども一度大なたを振るうしかないのでしょうか。
しかし「営業時間は18時30分まで」ってやっぱり早すぎる気がするよね。

地元のフリーペーパー：湘南ビーチFMマガジン。
現在発行中の最新号でも「浜のゆくえ」というタイトルでこの問題を取り上げています。

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