「アカウミガメ　逗子で産卵」。
こんなタイトルの新聞記事が載ったのは先週６月２０日（水）の読売新聞朝刊湘南版。
その記事によると「１９日午前４時半ごろ、逗子海岸で釣り人が海に向かって砂浜を動く体長約１メートルのカメを発見。砂の中から卵を確認した」とのこと。
発見した方が携帯電話で撮影した写真も載っていたのですが、こんなカメが砂浜をずりずり歩いている姿を見かけたら、誰でもきっと興奮してしまうであろうほどに立派なカメさんです。
産卵場所は柵で囲って保護されていると書かれていたので遅まきながらその様子を見に行ってきました。

家から披露山経由で逗子海岸に向かい、Ｒ１３４下のトンネルをくぐって砂浜へ。
詳しい産卵場所はわからないまま出かけたのですがすぐに発見、逗子海岸の中でもかなり西側（鎌倉寄り）の砂浜の隅の一画にその柵はありました。

　　　　　　　　

柵のすぐ上にはＲ１３４が走っています。
海の家は産卵場所よりもほんの少しですが離れたところに建設されているため、幸い産卵場所が海の家に囲まれているということはありませんでした。

掲示板に書き込みをして下さったＫさんによると「６０日で孵化する」とのこと。
ちょうど逗子海岸が一番賑わう夏真っ盛りの頃です。
せっかく逗子海岸を産卵場所に選んでくれたアカウミガメのためにも心ないいたずらが起こらないように、そして赤ちゃんガメが無事に海にかえっていけるように一逗子市民として心から願っています。