夫とユーミンの2006コンサートツアー『THE LAST WEDNESDAY』のアンコール公演ファイナル(代々木競技場第一体育館)に出かけました。今回のツアーコンセプトは「逗子へのオマージュ」とのこと。本来であればこの夏逗子マリーナで行なわれる予定であった(最近は2年に一度開催)恒例の『SURF&SNOWin逗子マリーナ』は様々な要因がからんで前回の2004年で幕を閉じることになってしまったのです。少し前置き。私にはかつて10年ちょっとの間、毎年のようにユーミンコンサートに出かけていた時期がありました。そしてもちろん逗子マリーナのコンサートにも出かけました。最近はアルバムを買うこともなくコンサートも2001年以来ご無沙汰だけれど、それでも逗子に引越しが決まった時には「SURF&SNOWに地元民として出かけることが出来る!」と思い、とても嬉しかったのです。そして引越し後しばらくしてから聞こえてきた終演決定の噂。その時はとてもショックでしたが今回のコンサートツアーがその逗子への想いを込めたものであると聞いて、「それならば是非出かけてみたい」と思い今日に至りました。 −−−−−−−−−−5月に発売されたアルバムのテーマが「海」、そしてコンサートに込められた「逗子へのオマージュ」。そんなこともあってコンサートの内容には海や夏、リゾートを感じさせるセットや曲が多く登場しました。「灯台にビーチハウスに青い空・・・そんなセットを前に麦わら帽子片手に水玉模様のワンピースで歌うユーミン」って感じです。さすがに逗子マリーナ恒例の花火は打ち上がりませんでしたが、火柱はがっつり上がってました。そしてこれは逗子マリーナコンサートの時にも感じたことで実際に体感してみないとピンとこないと思うのですが、終演後は「今年の夏が終わった」と少しもの哀しい気持ちになりました。ユーミンは御歳52才。かつてと同じようにステージを縦横無尽に駆け回りパワフルなダンスを披露する姿は、その様子を見ているだけでこちらまでパワーを分けてもらえる気がします。そして披露される歌から様々な思い出が浮かんでくるのもユーミンコンサートの醍醐味のひとつかもしれません。コンサートに来ていた方の多くは30代以上と見受けましたが、デビュー当時からのファンもユーミンバブルの頃からのファンもいろんな思い出を頭に浮かべながら聴いているんだろうなぁと感じました。ちなみに私のユーミン原点は「守ってあげたい」とソフトエクレアのCMに使われていた「まぶしい草野球」。そしてユーミンを聴くとまず思い出すのが「ゲレンデに流れるユーミンソングを聴きながらがんがんスキーを楽しんでいた青春時代(←まさにユーミンバブル期・笑)」です。久しぶりのユーミンコンサートは本当に素敵でした。製作が発表された『ユーミンソング・ミュージカル ガールフレンズ』にも是非行きたいと思っています。堀内敬子さんの歌うユーミン、可愛らしいでしょうね。ちなみに♪ガールフレンズも大好きな一曲です。#追記#コンサートでは逗子マップが配られました。何だかちょっぴり誇らしかったです。