最初は「シベリア体験」も「リハーサル見学会」も出かけようと思っていた『異国の丘』観劇も、結局本日の千秋楽が私にとって最初で最後の東京再演観劇になった。今回特に楽しみにしていたのは2人の方。そのうちお一人は四季では初めて拝見する愛玲の佐渡寧子さん。いろいろ噂には聞いていたし公式HPでの歌声も聴いていたけれど、実際に舞台を見ると「私がこの歌い方に慣れるのには時間がかかるかも」というのが正直なところだった。歌声そのものはかなり好きなのに。そして2階最後列C席のお席なので細かいことはよくわからないけれど「顔(表情)が怖い」と思ったのも正直なところ。普通に写っているお写真は全くそんなことはないのに何故?と思っていたら、友人曰く「メークがね」と細かく解説してくれた。とすると、あれは舞台栄えを良くするためのメークなのだろうか?そんなわけで佐渡さんは次の『アイーダ』に期待をして。そしてもうお一人は賢忠さんの武藤さん。菊麿パパの時の「ボチ・・・」は声をそれ相応に重みを出してしゃべっていたので、今回の賢忠さんの想いのこもった優しげな感じを聞いて「やっぱりこっちだよなぁ」とオペラグラスで凝視してしまった。(実は私は青山さんの賢忠さんがちょっと苦手)。考えさせられるストーリー以外にも深水神田の♪It's a sin to tell a lieの歌,秀隆さんと神田のやりとり,パーティー小ネタ等々、大好きなシーンのたくさんつまった『異国の丘』。最後の異国も本当に素晴らしかった。そして石丸さんのすごさを更に実感・・・。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年10月10日(木) 浜松町でのおしゃべり三昧