9月4件目の無料エンターテイメント生活(^^)つい最近オープンしたばかりのある舞台系サイト(神奈川県民ホール主催)で募集していた「公演レポートを書くことを条件としたモニター招待」に応募して頂いたチケット。頂いたお席は定価7,000円のS席!私は一時期東儀さんのファンだった。ファンと言ってもTVに出ていれば見て,コンサートに2度出かけ,アルバムは2枚だけ持っていて,雅楽に関する著書も購入したという程度なのだけれど。それはちょうど東儀さんの奏でる雅楽が「いやし」とか「ヒーリング」と話題になっていた時期と重なるのだから要はミーハーな気持ちで注目していたという感じだった。過去に出かけた公演では平安絵巻さながらの夢々しい雅楽の舞台と歌舞を披露していた東儀さん。その余韻に拍手が出来なかった位感動してしまったこともあったのだけれど、今回は一転バックバンドを引き連れての公演となっていた。演奏される曲も東儀さんのオリジナル曲のみ。しかもカーテンコールでは「番外編だからいいかなぁ」とギターを弾きながら歌の披露までしていた。噂で聞いてはいたけれどスタンディングする方もいたし・・・。そんな雰囲気なので、東儀さんが演奏するのは篳篥(ひちりき)であり笙(しょう)という雅楽楽器ではあるのだけれど、雅楽の演奏会という気分ではなく、雅楽師としてよりも作曲家・音楽家として活躍する東儀さんの力を見たような舞台だった(偉そうな言い方ですね^^;)演奏曲の中で♪光り降る音という笙のソロ曲があった。笙の音は「天から降り注ぐ光」を模しているのだそうだけれど、暗いホールにパイプオルガンにも似た笙の音色だけが響く様子を聴いていたら、自分が何か大きく温かいものに包まれているような不思議な空間にトリップした気分になった。宗教をやっている友人曰く瞑想などでよくそんな経験があるらしいが、笙の音色というのも気持ちを開放する力があるのかもしれない。本当に素晴らしかった。素敵な舞台を見せてくれた東儀さんに感謝しつつ、舞台レポを仕上げなければ。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年09月29日(日) 鉄板焼【らくだ屋】2001年09月29日(土) 【チケットぴあ】で朝から大騒ぎ