逗子発・おさんぽ日和
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 『第3回 野村与十郎の会』

狂言仲間達と一緒に定例で出かけているご贔屓狂言師さんの会詣で。

今日のメインは与十郎さんの次男:拳之介くんの実質の初舞台である『靭猿(うつぼざる)』の上演。
現在4歳の拳之介くんは「生まれた時の体重が800グラムしかなかった」と、パンフに書いてあるのを見て驚いた。よく知らないけれど800グラムって超超未熟児なのではないだろうか? それでも今ではこうやって立派に舞台を務めているのだから(といってもこの役はお猿さんの格好をして可愛らしい演技をするだけなんだけど)、与十郎さんもそして一緒に舞台に立っているおじいちゃんの萬さんもこの初舞台は感慨深いだろうなぁ、と何だか身内のような気分になってしまった。

そんな拳之介くんの舞台が大方のお目当てなのだろうけれど、私はNo.1ご贔屓の万禄さんが与十郎さんと共演する『鳴子』という曲お目当て。万禄さんと与十郎さんはほぼ同年のいとこさんで小さい時から同じ舞台に立っているので、息の合った気心知れているという感じが伝わってくるのも好きなのだ。
8月末に万禄さんとお話していた時に「『鳴子』期待していて下さいね」と言われ一番安い席を取っていたことを後悔したのだけれど、それでもC席でも「久しぶりにこんなに万禄さんの謡いを聞いたよ〜、狂言観たよ〜」という感じでとっても素敵な舞台だった。贔屓目はたぶんにあると思うけど(^^;

その万禄さん、来年1月にある公演では難曲とされる曲の主役を務めるらしい。私も一度だけ観たことがあるこの曲はかなりの技量を必要とする内容なのだ。「これは他を我慢してもS席で!」とまた先の楽しみが出来てしまった。いいのかな、こんな生活。

−−−過去の今日のこと−−−
2002年09月23日(月) ご贔屓狂言師さんの舞台 『野村与十郎の会』

2003年09月23日(火)

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