逗子発・おさんぽ日和
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 ご贔屓狂言師さんの舞台 『野村与十郎の会』

14:00から水道橋の宝生能楽堂で行われた狂言会『第1回野村与十郎の会』に出かけた。野村与十郎さんは和泉流:野村萬家(万蔵家)の中の狂言師さんで、人間国宝狂言師:萬さんの次男であり、万之丞さんの弟さん。ちなみに野村萬斎さんとはいとこの関係になる。個人的には「この年代(与十郎さんは36歳)の狂言師の中で一番上手いのでは?」と思っている狂言師さんなので、今回初めて個人の会を主催するということで期待して出かけた。

演目は新作『かぐや姫』を含めて3本。うち2番組は与十郎さんがシテ(主役)、そしてもう1つは与十郎さんの長男である虎之介くん(5歳)がシテを務め、おじいちゃんである萬さんとの共演だった。祖父と孫が共演する狂言はよく演じられるのだが、とにかくほのぼのしていて見所(客席)も一挙に和やかなムードになる。そして孫が幼稚園〜小学校低学年位の子であると、出てきて所作や台詞を述べるだけで「可愛い〜〜(^^)」という静かな声が見所一杯に広がる。この虎之介くんは可愛いだけでなく、本当に上手で感心してしまった。初舞台も見ているし、青田買いかもしれない!

新作はまあご愛嬌(偉そう^^;)という気もしたが、やはり与十郎さんの狂言には惹かれるものがある。しかし私の一番のご贔屓狂言師さんは与十郎さんのいとこにあたる野村万禄さまという方だ。
今日彼の舞台を昨年10月以来、11ヶ月ぶりに観た。久しぶりに観てみていろいろな意味で「やっぱり好きだなぁ」としみじみ思う。今は福岡を拠点として活動なさっているので東京での舞台がちょっと少ないのが悲しい。それでもファンになった当初は東京での狂言会を探しまくって観に行っていたのだけれど、さすがに今は落ち着くようにしている。四季もあるしね。でもやっぱり「久しぶりにお話したいな、お写真撮って頂きたいな、聞きたいことあるからお電話しちゃおうかなぁ」などと思う、ミーハーお気楽な私なのでした♪


かる〜く笑って下さい:
 朝、新聞の一面を開いて下段に載っている書籍の広告が目に入りました。
 『トムキンスさん』(←本のタイトル)

これ四季ファンなら当然『キムスンラさん』って読みますよね!? 見た瞬間、私は我が目を疑いました(笑)

−−−過去の今日のこと−−−

2002年09月23日(月)

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