横浜市交通局主催の試写会招待で人生二度目の試写会にお出かけ(一度目は織田裕二さん主演『卒業旅行 ニホンから来ました』←知ってます?この映画)。地元の公会堂での試写会だったので当たったのだろうけれど、タダなのはやはり嬉しい! しかも“一日乗り放題切符”や“東京湾クルーズ乗船券”などの抽選会もあったし(当たらなかったけど)。ちなみにこの試写会は、横浜市営地下鉄がこの春から試行導入している女性専用車両についてのPRも兼ねているとのこと。ストーリー: NYでデザイナーとして活躍中のメラニー(リース・ウィザースプーン)はNY市長の息子アンドリュー(パトリック・デンプシー)に求婚され、まさに「世界は私のためにある」かのような幸せな日々。しかし実は彼女の経歴は嘘だらけ。しかも故郷のアラバマには、7年前に結婚していまだに離婚が成立していない夫ジェイク(ジョシュ・ルーカス)までいたのだ。過去に決着をつけるため離婚届を握り締め、メラニーは故郷アラバマへ向かう。監督:アンディ・テナント。この映画のチラシには「女性共感度=100%!男性不満度=100%?」というコピーが載っている。「誰よりも幸せになりたい」という女性の本音を、ジコチューなメラニーが映画の中でわかりやすく?見せてくれているのが痛快!ということなのだと思うけれど、共感するかどうかはその人の感じ方次第。あくまでも自分の気持ちに正直に進むメラニー。その様子は見ていて呆れちゃうほど勝手で周りの人を振り回し、友達にはなれないタイプだけれど、「まあこんな人がいても気持ちいいかな」という気がしなくもない。実際は友人達を傷つけても後でちゃんと謝ってまわるというエピソードなんかも可愛いし、友人達もそんな彼女の憎めなさをわかっているからこそ、温かく迎えてあげているのだと思うし。つまらない映画だとは思わないけれど、内容もお約束な結末だし試写会でいいかな? とりあえずメラニー役のリースが私好みのキュートな方だったのでそれでいいや、と。映像的に印象に残ったのは、メラニーがアンドリューからプロポーズされる場面。メラニーが連れて行かれた真っ暗なフロア内のライトが点灯すると、そこは何と!貸し切られたティファニー本店で、アンドリューから「僕と結婚して欲しい」「好きな指輪をひとつ選んで」とプロポーズされるのだけれど、見ていてとってもドキドキしてしまった。夢物語のようだけれども世間のどこかにはこんな話も本当にあるのかもね。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年05月29日(水) つくし野でアスレチックをする