私のベスト1ミュージカルである『クレイジー・フォー・ユー』の東京公演が11日(土)から四季劇場[秋]で開幕した。97年5月24日(土)の前回東京公演千秋楽で広瀬ザングラーが「必ずまた東京に戻ってきます」と挨拶されてから、5年8ヶ月。その間に97大阪,00福岡,02名古屋と見続けてきたけれど、やはり地元での公演というのは感激もひとしおだ。三連休に観ることの出来なかった私は今日が初観劇。初日の舞台を観た友人のメールやサイト日記・届いたレポによると、その舞台の出来はかなり辛いものだったらしい。(この舞台が初舞台となる多くの新人さんのキャステイングやニューキャストの起用による?)間の悪さや迫力不足。更には歌が辛かったり、楽しさが感じられなかったり、完璧でなければならないはずの音響や舞台装置等のスタッフワークに問題があったり・・・。何度も舞台を観ているリピーターや東京公演を楽しみにしていた多くの観客が集まる初日にそんなに酷い舞台を見せられては、『CFY』の謳い文句:ハッピーで楽しい気分も台無しだ。そんな話を聞いていたのでどうなるかと思っていたのだが、結果的には上記の覚悟があった為もあってか?失望をする舞台ではなかった。と言うより普通に楽しむことが出来た。一緒に観劇したOさんも同じような感想を持ったようだ。確かにアンサンブルさんの個性的なお遊びや全体的な盛り上がり、ダンスシーンの迫力など、最高の舞台を基準にすればまだまだ足りない部分は多いと思う。けれど今日の舞台は初見の方が見てもリピーターが見ても、失望することなく素直に「楽しい」と思える舞台ではあったのではないだろうか。但し音響に関しては不満一杯。ハウリングを起こしたりこもった感じになったりと気になることが随所で発生する。こちらは「本当にどうにかしてよ」って感じだ。そして『CFY』久しぶりの生オケ。「舞台とずれているんじゃないの?」「その音、耳につくよ」「ここテープの方がいいんじゃ・・・」と四季オケお決まりの不満はあったのだが、やはり生オケで聴けるというのは贅沢なことなので嬉しい。Oさん曰く「いろいろあってもエンディングの生オケはいいよね、ずっと聴いていたいって思うよね」と。同感!個人的には噂の某Yさんの歌も思っていたよりは大丈夫だったし(^^ゞ ボビー:荒川さんはびっくりするほどスリムになられて(頬なんて落ちすぎ!)更に素敵だし、2000年8月の福岡以来に拝見する濱田めぐみさんのポリーも表情など可愛らしく、以前よりも違和感なく見ることが出来た。(それでも保坂ポリーの幻影を追ってしまうのはファンだから仕方がない)今回の舞台から台詞が変更になったり、演出(演技)が変わったりとまたちょこちょこ変化が見られる。そんな部分を含めて千秋楽の舞台では皆で「本当に楽しかったね〜」という感想になれることを祈って! 私の次の観劇は2月初め、信託物件証書席にて(^^)最後に: 敬二さんのボビーが一度でもいいから観ることが出来ますように。プログラムの二番目にお名前があってお写真も一枚だけ載っているし、どうかどうか。それが敬二さんのお誕生日だったらとても嬉しいのだけれど、大阪『コンタクト』もあるし贅沢は言いませんから。 −−−過去の今日のこと−−− 2002年01月15日(火) マダムパワーに完敗し【カプリチョーザ】へ