2008年07月30日(水) |
局所的アドベンチャー |
ごふ。また予告もなく留守にして…つくづく落ち着きのない管理人です。 けれどこの間、のんびりと凄絶に色々あったのです。
こんばんわ、髪を切りすぎたのをいまだに気にしています。もえぎです。 しつこすぎますかいいかげん。 もう一週間以上経ちますのにね。 や。でもまあ、この件に関しましては、また後ほど申し上げましょう。 あれから、どんなことがあったかを、つらつらと並べてみようと思います。
髪を切りすぎました。それで落ち込みました。 新しい髪留めを作り、どうにか気分を盛り上げようとしたのですが。 完成した品を見た家族から『やりすぎ。』と冷静に突っ込まれてしまい。 あんまり可愛らしすぎるので、髪留めにするにはいかがなものかと言われ。 ……結局、お蔵入りです。 でも悔しいので、いつかこっそり、つけてやろうと心に誓っています。 そして、更に気持ちを盛り立てるため、歌舞伎に行くことにしました。 どうしても見てみたい演目があったのですよ……! けれど、わたしは今まで歌舞伎はおろか、お芝居にすら行ったことがなくって。 困ったのでお知り合いのセレブ未亡人に相談してみました。 そしたら、一緒にいってあげるよー、との嬉しすぎる返答。 一人きりの観劇は心細いなあ、と思っていたので、まさに天恵です。 持つべきものはセレブ未亡人なお友達ですね。 お礼に一保堂のお茶でもお送りしようかと考え中です。 どきどきしながらチケットの予約もして、当日に備えて歌舞伎の予習もしたりして。 そうだどうせだから服を買いに行こうと、色々うきうき予定立てていたのです。 少しずつ、気分もうきうきしてきます。 そこへ舞い飛んだ黒い影(比喩に非ず)
へやにあれがでました。
ええ、あれ。くろい。そらとぶ。しかも、キングサイズの。
フライングG。
恐慌状態。
半分泣きながら自室を飛び出し家族に助けを乞い、征伐に成功。 しかし、安全地帯と信じ込んでいた自室でのやつの出現に超動揺。 おかげでいまだ、僅かな物音にもびくびくと怯えております。 とうとう、扇風機に揺れるカーテンの音にさえ恐怖をおぼえる始末。 そのため現在、わたしの部屋では扇風機が封印されています。 しかもですね。わたし、この夏にGを見たのこれが最初ではないのです。 外出先でも目撃したりして、さりげなく三日連続の邂逅だったのです。 そしてトドメが自室でのGです。 この精神的打撃たるや言語を絶します。 僅かに持ち直し始めたうきうき気分は即行で根絶されました。 わたしがいったいなにをしたのか。
ここまで回復するのに、随分と時間がかかってしまいました……。 実はひとえに、大神のお陰だったりします。 傍から見ればアホとしか言いようのない理由で色々と凹んでおりましたら。 ふ。と、思い浮かぶ、癒しの手段。 そうだ、大神のサントラを聴こう、と思い立ちました。 と、申しますか、気分一新をはかるため、部屋の掃除をしてみてはと。 そして、そのBGMに大神を流してみようと。 因みに、どうしてここで部屋の掃除なのか、という質問には。 テスト直前になって部屋の片付けがしたくなるあれみたいなもんです、とお答えします。 多分違ってますけれどね。まあ、そんなものです。 で。実行。 そこそこ気合を入れて、掃除掃除。 あちこち引っくり返すたび、無駄にどきどきしながらもGの影はなく。 安堵の息を漏らしつつ、掃除機という名の得物を手にしておりましたら。 流れ出す。『太陽は昇る』。 反射的に全作業停止。 むしろ、その場に思わずくずおれ、嗚咽をこらえて。 曲が終わるまで泣き崩れておりました。 いけませんね。あの曲だけは回避不可です。 何をしていても、何を考えていても、すぐに引き込まれ取り込まれ、泣くしかありません。 あの曲は、そういう存在です。 掃除が終了しても、太陽が昇るが、どうしても頭を離れず。 押入れをごそごそして、大神ED録画ビデオを取り出し。 幾度目とも知れないEDを見て、また泣いて。 とうとう久し振りにPS2を起動さえしてしまいました。 恐るべし大神。 しかも、こっそりまた書きたくなってきちゃいましたよ(笑) ともあれ。大神のお陰で、髪を切りすぎた凹みも随分軽減されました。 慈母さまさまです。
―…ところが。これにはまだ、続きがありまして。 ええ。最初に申しておりました、『この件』に関して、です。 わたしが美容院に行ったのは、先週のことです。 後ろの髪だけでなく、勿論前髪も切って貰っています。 丁度、眉が隠れるくらい、という指定でした(こっちは流石に大丈夫) けれど。一週間後の現在。 前髪が、視界にちらちら入るようになってきました。 気のせいではと。気のせいなのではと、思うのですが。 まさか、一週間で少なく見積もっても、一センチ以上、髪が伸びている……? この伸びる速度って、普通なのでしょうか? いえそれにしたって。うーん。 確かに早く伸びろ早く伸びろと念じ続けておりましたけれど。 慈…慈母……?(笑)むしろ、蘇神さま?
でもまあ。ちゃっちゃと伸びてくれるのなら何ら文句はありません。 ありがとうかみさまと、こっそりお祈りしておきます。
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