寒い日の夜って、星がよく見える。
こんばんは。 9日は泊まりで出かけるので前もって書くことにしました。
職場の廊下、西側の窓。午後6時ごろ。ちょうど今の季節。 山と海と街の線上を広く、夕焼けで染まります。 昼の白い光と青いそっらが朱色に変わるさまが、大きく息を吸い込ませます。 鼻からゆっくり入った空気は大きく肺を膨らませ、言葉にならないため息を吐き出させます。 キレイだけど悲しくて、簡単に言葉にしてはいけない気がして、徐々に黒くなる空をしばらく眺めてしまいます。 夕焼けを見て、素直にキレイっていえないのは、どこか疲れていて、思っていることを言葉にできなかったり無駄に語りたがったりする。
寒い日は、好きですよ。 空気が澄んでいるから小さく輝く星も見えるし、風も引き締まって感じる。 遠くの音がかすかに聞こえるのは、寒い静かな日でないと物足りない。 だから、好き。
また寒い日が続くそうですけど、白い息を吐きながら星を眺める楽しみがちょっと増えたので喜んでいるあまつばめでした。
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