あまつばめの雑記
こんばんは。いらっしゃいませ。

2002年02月18日(月) 身長を伸ばす話

もし、背が伸びるとしたら、あと何cm欲しいですか?
5cm? 10cm?


こんばんは、あまつばめです。
新聞(夕刊)を読んでいて気になった記事がありました。

<骨は無限に伸びる>そうです。

『イリザロフ法』というロシア人の名前みたいな方法ですが、人工的に骨折をさせ、治りかけの骨を少しずつ引き伸ばします。
1日に0.5ミリを2回、もしくは0.25ミリを4回行い1ミリです。
すると不思議にも骨そのものが長くなっていくのです。
筋肉などは伸びるのに限界があり、『身長2メートル』というようなムチャはできないかもしれませんが、5cmは簡単に伸ばせるそうです。最長で33センチも伸ばしたことがあるそうです。


すごいことに治療期間中は、寝たきりなどではなく歩いて運動するというすさまじい治療法です。骨折させて歩かせる治療。なんか、ものすごく痛そうです。


長期の治療期間や感染予防の確立がネックでしょうが、近い将来自由に身長を伸ばせるのかもしれません。
2ヶ月入院して身長を5cm伸ばす。
金銭面は別として、就職が内定した学生にとってはギリギリ可能な期間でしょう。
「すらりとした長い足を卒業の記念に」なんて流行するかもしれません。


私はあと何cm身長が欲しいのでしょうか?
興味としては185cmの見下ろす目線が面白いでしょう。周りのつむじが見える高さ。ちょっとした優越感でしょう。
でも、何cmあっても、膝をついて子どもの視点で何かを探したり、寝転がってネコの視線で土手に咲くタンポポを見たりするでしょう。

高くなっても、多くのものが見えるのでなく、多くのものを見ようとしなければ意味がないことで、低いなりの視線を楽しんでいきたい。
えらそうに思ってみたりしました。


読み返してみたら、やっぱりロシア(旧ソ連)のイリザロフ医師が開発したそうです。
けど、開発の引き金がネジを締めるのを逆に回したって・・・・・・医療ミスじゃないですか。
これぞ本当の『怪我の功名』でしょう。


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あまつばめ [MAIL]

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