あまつばめの雑記
こんばんは。いらっしゃいませ。

2002年02月17日(日) タバコ

『タバコ』
世間一般様からこうも叩かれて、それでも吸う人はある種の頑固者でしょうね?

こんにちは。
フトンの誘惑に連戦連敗のあまつばめです。

私は今まで、2回しかたばこを吸ったことがありません。

1回目は幼稚園の頃。
父の車で1人になったとき、灰皿にあるタバコ(峰)を興味本位で吸いました。
シガーレットライターの『カチッ』という音と、毎日2箱美味しそうに吸っている父の姿が、タバコというものに不思議な好奇心をもたらしていたのです。

ナイショで吸ったその味は、


「なに、これ〜」


でした。
ただ、ただ、気持ち悪いだけ。
苦いというか、舌にからみつくというか、当時は何物にもたとえがたい不快感でした。
あんな味を美味しいと感じるなら、大人というのは不憫なものだとマセタ考えをしたものです。



2回目は、それから20年に少し足りないくらい時間が流れた頃です。
雨の日の仕事中。
変わった仕事とは自覚しているのですが、木に登ってミカンを数えるという仕事をしていたときです。

片手にカウンター、片手に気を握って登ったり降りたりしていました。
傘はさせません。かっぱを着て蒸し暑く肌寒い不思議な感覚になっていたときでした。

とある場所。
ミカン畑というよりも、ヤブといった方が良いでしょう。もう少ししたらミカンの木が生える原生林といったところです。
なぜかため池は緑色がかかった茶色でした。
その池から黒い柱が立っています。
はじめてみました。

蚊柱。

あれ全部にさされたら『お岩さん』に勝てるでしょう。
勝ちたくありません。
手元には虫さされの薬があるばかり。虫除けスプレーはありません。
刺されろというのですか。

「ちくしょー、やってやらー」

と勇んだ3分後。

「ごめんなさい。(数なんて)数えている余裕ないです」
かゆみ止めを塗っている私がいました。

この仕事、3〜4人で組んでやっております。
その中のヘビースモーカーのSさんが

「盛大に煙だしていれば少しはマシだぞ」
というので1本いただきました。
蚊はよってきませんでした。
助かりました。
味は・・・・・・・・・よくわかりませんでした。というか、味わう余裕がなかったです。


私は他人がタバコを吸っていることに対して、特別な嫌悪はありません。
それが駅のホームであろうと喫茶店であろうと。
ただ、吸ってはいけないといったところや明らかに迷惑がかかるようなことは大嫌いです。そんな人には吸ってほしくありません。

タバコを投げ捨てている人は、お酒を飲んだらビンを放り投げるのですか?新聞や雑誌を読み終えたら道ばたに落としていくのですか?

火のついたままで人混みを歩かないでください。
火のついた部分は立派な凶器です。
街中でナイフの刃を出して歩いていたら捕まります。たとえ「傷つける気がなかった」といっても通用などしません。

20歳以上の大人が最低限のマナーも守れずに吸うのは恥ずかしくないのですか?
こうしましょう。

『タバコを投げ捨てた人、大人としての権利剥奪』
私的に決めました。
身体のでっかい子供と見ます。

「ぼく〜。タバコを灰皿に捨てるってこと知らないの〜」



実をいうと、出かけようとして手に取った上着に穴が開いていました。
焼けた丸い穴が。
私はタバコを吸わない、ついでにこれを着て火に近づいた記憶もない。
雑踏の中でできたタバコの穴だと思います。

買って間もないのに、
お気に入りなのに、
他に着るもの少ないのに。(笑)

歩きタバコをしている人をにらんでいます。
完全に八つ当たりですけど・・・


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