渋さ知らズの「渋星」は、ぞくぞくするようなCDでした。 その前の「渋旗」はとっても楽しいCDで、かけると体が踊りだしたくなっちゃったけど。 一曲目のサン・ラの曲「Image」は、曲もさることながらうねる一つ一つの音が冴え渡っててゾクっとするのです。ちょっと人を寄せ付けないほどの孤高な感じがします。決して「渋さ知らズ」という存在自体は孤高ではないハズですが、まさに「星」の如く高いところまで上がってしまったような、そんな音に聞こえます。 そして2曲目の「ナーダム」。20年近く前に林栄一バンドで聞いて感動して以来、どれほどこの曲をいろんな形で聴いたことか。なのにまた、このアルバムに収録されてるナーダムで私は泣いてしまいました。 「AKKAN」は、99年の横浜ジャズプロムナードで見た、渋さ音楽担当の風煉ダンスの芝居が目に浮かびます。 ちょっと恐いぐらいにいいアルバムです。 時折お店でかけてると、若い子たちが「渋さですか?」なんて聞いてくるのもまた嬉しいです。 名古屋方面の皆さん。4月はみんなでクアトロの渋さライブに行こうね!
|