イタリアの空(わからんて)(2002.1.14)
2002年02月25日(月) |
++はだかのつきあい++ |
先日、R宅へ遊びに行った時に、 お風呂好きのR両親にこういう約束をとりつけられていた。
「近所の露天風呂へ一緒に行こう。」
「近所に露天風呂なんかあるのか?」と思ったら、健康ランドのことであった(笑)
早速、お風呂セット(バスタオル、フェイスタオル、着替え、化粧道具、髪留め等)を準備し、 R宅へ今度は迷わずに到着した。
R父は待ちくたびれたのか、家の外をうろうろしていて、 私を見つけた途端に車を止める場所を指示し、家の中へ家族を呼びにいった。
車を止めてお風呂セットを持ち出し、ふと振り返るとそこには
意気揚々と車に乗り込み、 出発準備万端の3人が。
「す、すんませ〜ん。遅れてすんませ〜〜ん。」 小さくなって車に乗り込んだ。
いつもそこの健康ランドでお風呂に入り、カラオケをして帰るのを楽しみとしているR両親は 私とRに靴箱を指示し、素早く温泉の券(600円)を買い、受付をすませた後、 R母はみんなに家から持参したタオルを配った。 私の分だけちゃんとバスタオルなども用意してくれていた。
さっそくR母と脱衣所へ向かう。 会社にあるような縦長の大きなロッカーが並んでいて、すごく綺麗な脱衣所であった。 服を脱いだ後もR母は 「こっちよ!」と常に案内し、 「ここでかけ湯するの」 とかけ湯をしてみせてくれた。
しかし、そんなことは書いてあるので
「説明せずともわかります。」
と言いたかったが、好意でしてくれている事なので、 「はぁ」とか「なるほど〜」とか相づちをうっておいた。
さっそく体を洗い、まずは普通のお風呂に入ってみた。 昨日倒れたこともあるのですぐに出て、次はジェット風呂。 手すりを持っておかないと立っていられないほど強力であった。 必死の形相で手すりを握っていると、目の前のお風呂に入っているR母になぜか微笑まれた。
その後、露天風呂に入り、R母といろいろ温泉トーク。
こんなに早くR母と 裸のつきあいをすることになろうとは。
この露天風呂はR両親が 「海が近いから塩辛いんよ」 と言っていたとおり、めちゃくちゃ塩辛かった。
肩こりもひどいのでついでに打たせ湯もやってみた。 寝っ転がるタイプのジェット風呂も入ってみた。 いい加減倒れそうなので、R母に声をかけてからと探したが サウナに入っていて、その中に入っていく自信がなかったので諦めてお風呂を出た。
素早く着替えて、髪を乾かしていると やっと出てきたR母に
「はっやいなぁ、出るの。」
と笑われた。 だってもう1時間くらい経ってますし(;;
脱衣所から出ると、向かいの男風呂の方からちょうどR父が出てきた。 さすが40年近く連れ添った夫婦。
それにひきかえRはとっとと出てロビーでくつろいでいた。 さすがつきあい半年すぎの私達。
健康ランド内にあるレストラン(?)で食事することに。 私は唐揚定食とやらを注文し、待っていたら なぜかビール(ジョッキ)4杯分が机の上に並べられた。
こ、これは強制っすか。
「飲めるだけ飲んで残せばええが^^」
と言われたものの、ここの支払いはR両親もちなので残すわけにもいかず、 定食のごはんと唐揚げを無理矢理Rに押しつけなんとか全て飲んで食べ終わった。
すると、私の苦労を知ってか知らずか、
「ほら! 飲めんとか言って飲めるんじゃが〜〜」
と喜ぶR母。
R宅に帰った直後も紅茶とケーキや、お茶とみかんや、 晩ご飯にカレーライスだのいろいろ出され、食べ続けて一日が終わったのであった。
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