イタリアの空(わからんて)(2002.1.14)
近所のスーパーがポイントカードをはじめたのだ。 薬局、スーパーなどでよく見かけるあのグ○ーン○タ○プ。
さっそく母が申し込み用紙を持って帰ってきた。 「これ、書いて!」 「自分で書けばええが〜。」 「だって老眼で見えないんだもんっ」 「むむぅ。」
カキカキ・・・・・
申し込み用紙に記入した私は母に渡そうとした。 すると、 「あんた行ってきてよ!」
うちの母は、こういった手続きが大の苦手なのだ。 なにが苦手って単にめんどくさいらしい。
仕方なく申し込み用紙とお買い物メモを携え、スーパーに向かった。 私はスーパーではカートを使わない。 自由に身動きができないうえ、勘定を済ませた後片づけなければならないので めんどくさいのだ(遺伝)。
スーパーに到着した私はカゴを持ち、メモを見て買うものを確認した。 〜お買い物メモ〜
・酢(1リットル瓶) ・牛乳(1リットルパック2本) ・そばつゆ(500ミリリットル瓶) ・アイス(箱入り2個) ・ぬか(1kg) ・液体洗剤(1リットル)
・・・・・お、重いものばっかりやんけー!!! 以前から思っていたが、母に頼まれて買い物した時には 必ず買ったものが10kgぐらいの重さになるのである。
これは母の陰謀か!? 私は利用されてるのか!?
フクザツな気持ちになりながらも商品を入れていくと、 そのたびにカゴはズシッと重みを増していった。
「うぅぅ。なんだか気が遠くなってきたよ、おかあさん・・・」 「腕にカゴの跡が・・・2日は消えないよ、おかあさん・・・」 「レジが・・・レジが遠いよ、おかあさん・・・」
フラフラしながらレジに向かう私を、 後ろからスタスタ歩いてきたおばさん(怪力)が突き飛ばして行った。
「・・・・・・・・。」
元はといえばめんどくさがってカートを使わなかった自分のせいである。 突き飛ばされた衝撃で私は立ち止まってしまっていた。
「今度からちゃんとカートを使おう・・・。」
ぼーっと立っている私の後ろから、おじさんがガラガラとカートを押しながらやってきて、 私の足(サンダルで素足)を轢いて行った。
「・・・・・・・・。」
意気消沈して5kgはあろうと思われる買い物袋を下げ、家路につく私であった。
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