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気が向いた人はこっちにきてね。

草津温泉旅行の巻(再) ついに最終回(かも) 2001年09月16日(日)

暑い日がまだまだ続いておりますが
いかがお過ごしでしょうか
SAYAです。


うちの猫が水虫だったことが判明して一週間
チルダは順調にエリザベスカラーに慣れてしまい
見ていて面白みがなくなってきました
一日一回の消毒に いい加減 感づくようになって来てまして
準備が完了する頃には逃げる体制に入ってますが
必死に逃げてますが簡単に捕まる


あーれー お代官さまー くるくるくるくる〜って感じ(笑)


チルダの闘病生活については いずれ
なんせ 草津がまだ終わってないんだもん(笑)


タイトルに「最終回」とか書いてしまいましたが
終わるのか終わらないのかよくわかりません
もうすでに日記じゃないよこれ(笑)
日記なんだから1日単位で書けちゅーの


で、草津の話。

翌日は白根山に登りに行くことになってまして
車で動くんで、そしたら帰りにでも
外湯じゃなくて、設備のある有料温泉にも入っていこうか、という計画




ええ、そういう計画、なんですけどね?



かずみちゃーん
さやちゃん、山道の運転は こわいよぅ(涙)
なんでこんなくねくねの坂道の制限速度が40キロなの?
はやいよ、早すぎるよ
後ろから煽られてこわいよぅ(笑)
↑たぶん後ろの人は煽ってるつもりはないんだろうけど
単純にあたしが遅い


あまりにおっかなびっくりなので
運転を代わってもらって
田舎道は車も少なく都会よりも車線変更も少なく
初心者向けかもしれませんが
田舎すぎたら初心者泣かせなのねーっ(笑)
教習所の特別教習で山道やったけどね?
制限速度30キロだったもーん(涙)



それにしてもやっぱり、ドライブは気持ちイイです
車欲しくなります(運転技術には触れるな)
窓を開けても閉めても気持ちイイ
CDにあわせてリズム取りながら
都内の駐車場代の高さを恨みながら
ガソリンの税金の高さに疑問を持ちながら
んーやっぱいいね、人の運転のドライブは。



殺生河原あたりから、硫黄のいい匂いがしてきます
硫黄だってわかってりゃね
車を停めて眺めを満喫したいところですが
駐停車禁止なんで 後ろ髪引かれつつ通り過ぎる
停められれば写真とるのになー
ごろごろした溶岩の岩肌が 活性火山の硫黄のにおいが
怖いような、心地いいような。
駐停車したらだめだよ=危険です っつー道を
走っていること自体が快感なのかもしれない。
殺生河原の向こうに見える山の眺めもすごいきれいだし。



カーブの続く道を、かずぼんが運転していきます。
私はこの際口だしません
おとなしく助手席に座ってることにします
途中で平たく開けた停車ポイントがあるので
2回ほど車を止めて、山を背景に記念写真。



さらに車を進めていくと
不意に開けたにぎやかな道路に出ます
つまり最後の駐車場に着いたっちゅーこと。
駐車して、ここから世界一の強酸湖、「湯釜」を目指すわけで
ガイドによると、片道20分くらい。
なんか突然キュウリかじってる人に遭遇
きっちり着物来てるおばちゃんにも遭遇
ただ者ではない雰囲気なので、見ないふりをする。


駐車場の脇にあるレストハウスには
白根山と草津の資料館が。
予習しとくか、ということで 真面目にスライドなんか見てみちゃう。
白根山の成り立ちと、季節ごとの自然、高山植物など。
前の席に座ってるおばちゃん達は
トレッキングだけじゃなく短歌なんかもたしなむらしく
高山植物の名前を詠み込んだ 自作の短歌について
ぼそぼそと語っていた。



湯釜見学の時間も考えると往復一時間くらい
お飲物でも買っていきましょう、と備え付けの自販機を見ると


ペットボトル(500ml)@200円 → たけぇよ(怒)


そうだった、こういうところは高いんだった。
忘れてたよ、不覚。
仕方がないので
ペットボトルよりも安い信州名産ブドウのソフトクリームを買って
湯釜を目指すこととする



ここから湯釜までは、ちょっと思い立っちゃったねーちゃんたちが
パンプスでもかろうじて上れるくらいの
そんなにきつくない坂だ
高山植物の群生を説明する看板が立っている
せっかく来たんだし さっき予習もしたし
少しくらい名前を覚えようと 一つ一つ看板を読むんだけど
読んだ端から忘れていく
覚えたら 山 もっと楽しいだろうなぁ ぐっすし



ほいでもって湯釜についた
台風あけでちょっと曇り気味
上空は風が速いみたいで、お日様が照るタイミングを待って記念撮影
濃いエメラルドグリーンですごくきれいだけど
これって強酸なんだよな
後ろで家族連れのお父さんが
「きれいだなぁ!泳いだら気持ちいいだろうなぁ」



気持ちよく泳いだ後は
そのまま天国にまっしぐらです>大黒柱



まがまがしいものは美しいってほんとだね


眺めを満喫した後は
ヒール付きのサンダルで坂道を降りる
男の人にはわからないと思いますが
つらいんだばかやろう!


レストハウスまで戻ると
地元でとれた果物や野菜を冷水で浸して販売しているのを発見
これか、さっきのキュウリのにーちゃんは。
キュウリは塩ならタダ、ミソなら30円。
かずぼんはキュウリを、SAYAは100円の桃を召し上がる。
久しぶりに桃食べる、うんまい。



レストハウスでおみやげやさんを物色
長野県産のパンの入った袋が
気圧でぱんぱんになっている。
カップルが興味深そうに手を取って
「割っちゃったらもう買わなきゃ駄目だよね」と話し合っていた



駐車場の道路を挟んで反対側は、弓池。
これも噴火口だったものらしい
双子池だったのが、片方は干上がりかけて こけむした湿地を形成している
池側にはカルガモさんがたくさん
おまえら、ここの水飲んでんの?耐性ついてんのか?
人慣れしてるので、靴をついばみそうに寄ってくる
かわいいので写真に収める。
池の畔でちょっと休憩。気持ちイイ。


湿地の周りをぐるっと巡って
白根山ともお別れです
目的地を大滝の湯に決めて
出発。。。。。。。したのはいいんだけど。



「帰りは下りだし、一本道だから大丈夫だよね」
たぶんねー、と適当に答えて SAYAが運転するっぽい成り行き



さぁ、危険な旅の始まりです



いや、だいじょぶだと思ったんだけどおおおおおおおおおぉっ
だいじょぶじゃなかったらしい これがっ
折しも夕方前、考えることは皆同じ
下山してひとっ風呂浴びて帰るぞぉという車達が
それなりの数連なっておりまして
蛇行する下り坂、勝手にあがる車速←オートマ車この車が初めて
スピードと蛇行のバランスがわからーんっ(泣)
はっきり言って あたし 邪魔以外の何モンでもねぇよ(-_-;)
きっと後ろの人は日頃の行いもそこそこイイ 普通の人〜
でも 煽られてるようにしか思へなひ〜(号泣)
かずみさんに
「後ろの人が抜きたがってたらよけて停まってあげなさい」
と指導を受けるが


停まるも何も 後ろの動きなんか見てられねぇよっ(号泣)


制限速度40キロって嘘でしょー?
むっ、無理ですっ
こわいよたすけておにーちゃーんっ(いないけど)
それでも頑張るSAYA
(停まるに停まれなくなってるだけ)
あんまりにも煽られ、追われ、びびりまくっているので
ちょっと開けた場所を見つけて
かずみさんに停車を言い渡される
よしっ 停まっていいんだなっ!
ウィンカーを出してハンドルを切ったそのとき



ざぁあああああああああああああああああ


あ。すっちった。


道っぱたにおもいっきし すっちった(汗
すぐ後ろから接近する後続車有り、青くなるかずぼん(汗
後ろからクラクション(汗×2
ごっめんなさぁあああああああい(号泣)



こわいよぅ もう山道はいいよぅ(号泣)
いそいそ助手席に回るSAYA
かずみちゃーん、あとは任したっ
ボディーに擦り傷がないか確認
ないみたい、よかった。ほっ。


やっぱり助手席がいいかしら、私。運転手募集中(はあと)


かずぼんの運転で無事大滝の湯に到着。
大浴場と露天風呂、ここは水道水の設備があるので
体も髪も洗えます
あついのが苦手のかずぼんを休憩所で寝かしといて
合わせ湯も体験
ガイドでは「温度の違うお湯に順番に入る」と書いてあったけど
「どれが熱くてどれがぬるくて どの順番ではいるのか」
の説明はどこにもない
意味ねーじゃん(怒)
でも、温度違いのお湯を出たり入ったりで
気分はすっきり。
かずぼんを起こして、帰路へ。



東京までの道のりは
坂道も蛇行もないので また運転をさせてもらう

夜道の運転 初体験(危険)



信号無視(黄色信号の判断遅延) 2回
車線変更禁止違反(車線の選択ミスっつーか 案内表示見てない) 2回
街灯やライトがまぶしくて怖いんだよぅ
乗ってるだけの時はきれいなんだけど
いざ自分が運転したら こえーっ
みなさんの危険回避運転のおかげで
今 命があります(実感)



途中の夢庵に入ってお夕飯
おぼろ豆腐のキャンペーン
期間中 20個食うとなんかもらえるらしい(持ち帰り可)
期間は1ヶ月(確か)
4人家族で週1回必ず1人一個おぼろ豆腐食ってやっとというところか
みそ汁なんか問答無用(消費量が少ないので追いつかないだろう)
毎日おぼろ豆腐入りみそ汁食ってもギリギリ
一人暮らしだったら 週休2日でおぼろ豆腐
もちっと手の届きそうな数にしろよ
夢見させろよ



再びかずぼんの運転で都内へ
途中で 「どれすあっぷえんじぇるす」 なるヤンキー車の集団に遭遇
信号無視あり、急発進有り
頑張ってるね
信号に完璧に引っかかった 後れをとった一台が
「まってぇ〜☆」って感じに 先行グループを追って加速して行き
ちょっとほほえましかった。



さて、レンタカーの返却期限は、翌朝でしたので
せっかく借りてるんだし もったいないねと言う話になり
なほりんを誘って再度繰り出すことにした。
SAYAの車の練習をかねて
気ままに車を走らせることにする
とりあえず、レインボーブリッジでも見に行きますかっつーことで
そっち方面へ。
なほと実際合うのは3年ぶり?
えらい経ってる、もうなほがショートじゃない(当たり前か)
懐かしい人の話をしたり お互いの近況を話したり
たのしー。
日曜の深夜、道はがらがら。
どこ行くのも自由な感じだけど
基本的に私はまっすぐしか走れません(笑)
↑曲がるタイミングを逃すらしいのと、看板見てないのと(おぃ)
曲がるよりも、まっすぐぐんぐん走った方がきもちいーじゃーんっ
(そう言う問題じゃない)



レインボーブリッジを走ったらお金がかかるので(笑)
橋のたもとに潜入して ブリッジを見上げました。
感度100だったけど、フラッシュをたいて無理矢理記念撮影も実施
橋がぴかぴか きれいです
夜中って気持ちイイ。
さて、橋も見飽きたので 次行きますか、と移動を始めたところに
しらないにーちゃん2人組がやってきた。

「僕たちも3人なんやけど〜、これからどっか遊びに行かない?」

こんなガラガラのレインボーブリッジの真下で
ナンパに会うとは思いも寄りませんでした。

「俺達ねー 1人はずっと東京で、あと2人が関西で、俺は来月から東京に転勤なの」

あそー。

「俺達も車あるからさー」

。。。。。習志野ナンバーやん。東京ってなんだよ、東京って。
(習志野がどうのこうのと言うわけではない、念のため)

どうやら、習志野ナンバーの中で待機中なのがリーダーで
あとの2人が出動部隊らしい
ナンパも不慣れそうな感じで
夜中に暇で繰り出したところ、ちょうど3人女の子がいるのを見つけたので
ノリで声をかけちゃったというところか。
めんどくさい。いい男ってわけでもないし(笑)


飲もうとか言う割にはどこの店が開いてるとか情報もないらしく
こっちのつっこみにたじろいでいる様子
カラオケで手を打つコトにする
(単に 車でCDずっと聞いていたので歌いたい気分だった)
この後、彼らには
色気も何も無しに歌いまくる我々から 逃れられない運命が待っている
(もちろん 誘ったからにはおごり)


かずぼんのおニャン子クラブ攻撃!
かずぼん+SAYAのモーニング娘攻撃!
なほりんの 通じる英語でマドンナ攻撃!

そりゃ 引くだろ普通 (笑)
リーダー、自分から言い出した採点ゲームで自爆
2台分の駐車場料金を払う羽目になり撃沈
「今度も会おうよ」と切り出してみるものの
かずぼんの「今度とおばけはみたことない」の一言で再起不能


ここで彼らに、一つつっこみポイントが残されていた。



「なー、車どーしたの?」
「へ?」
「これ、レンタカーでしょ、なんでスペアタイヤつけてんの?」
「つけてないよ?」
「ホーイルキャップどこやったの」

がびーん
ほいーるきゃっぷ、ないー。

右後輪の ホイールキャップが、ないー。


かずぼんが、「あっ」 と声を上げた。

「。。。。あのときじゃないの?」



あの時っていつですかね
100行以上前の あの複線のコトですかね

身に覚え、激しくあるっす(-_-;)
なんだよ、この旅行のオチって、これかよ。。。(号泣)
どーやら、かれこれ12時間以上前
群馬県の白根山でボディーすったときに
落っことしてきたらしいです


レンタカーだよね、これ。。。。。
どうなるんだろうね、これ。。。。。。


振られたにーちゃん達が、なんとかなるよと慰めてくれたが
果たして保険は利くのだろうか
不安と期待で胸いっぱい。
ない物はしょうがない、なほりん送って、車、返しにいこ。。。


午前6時の渋谷を
ホイールキャップの付いていないレンタカーで走る
折しも稲垣五郎ちゃん釈放の日
渋谷警察前に 出待ちの報道陣わんさか
ファンの女の子もわんさか
おもしろそうだが 見学するワケにいかんのだ
なんせ、ホイールキャップが付いていないのだから!
車中でいいわけの打ち合わせ
わかんないけどなくなったって言おう(ホントだモン)


ガソリン満タンにして レンタカー屋さんに到着
返却のチェックを前に
店員に ホイールキャップがないことを申告


「。。。。店長いないんで、ちょっと待ってくださいね」


どうされるのだ!どうなるのだ!
緊張しつつ、チェックを待つ


「ないですねー」
だからないんだよぅ(涙)
びんぼうなんだけど、お金、とる?とる?


「ちょうど、ホイール余ってるのがあるんで、それつけときますから、今回はイイですよ」

おーまいがっ!
神様ありがとうっ!


「そのかわり、通常はこういうのしないんで、これでお願いします」
店員さんが口元に人差し指あててる。
そんなにやばいんか ホイールキャップ。


店を出ると、かずぼんが一生懸命見ていたレンタカーの案内を見せてくれた。
ホイールキャップは保険きかんらしい。。。。
店長不在でよかった! 店員さんありがとう!
こんど草津に行ったら
ホイールキャップ拾ってくるよ!
いつになるかわからないけど!






つーことで白根山の中腹あたりで
車停められるよーなとこに
ホイールキャップ落ちてたら
拾って SAYAまでご一報ください。


= 草津編 やっと 完 =





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