2004年08月01日(日) ようやく気付いた
私は自分を否定することしかできず、肯定することを知らなかったから神経症になった。 神経症を持ち続けたままの生活に不都合を感じて、なにより苦しく感じたから、それを直す為に、自分を肯定できるよう変わろうと努力した。 何年か経って、ようやく私は自分を肯定できるようになった。 今の生活にほぼ満足して、自分の選択に責任を持って、自分自身を肯定するようになった。 だけど、私を助けるふりをして否定し続ける人が、私のすぐそばにずっといた。 それは私の母だった。 治療中から、まわりの人がそれとなく知らせてくれていたけれど、実感したのは今が初めてだった。 彼女は彼女が失敗したと感じているその人生に、私のそれを重ねて、私の選択と暮らしを否定する。 それは「親からの忠告」の形をとって私に服従をせまるものだ。 忠告は聞くけれど、私の選択は私のものだ。
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