Wanderings / 千津
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 2002年08月27日(火) 我慢 

我慢を覚えようと思う。私は我慢しているつもりでも、我慢が足りなくて、彼にとって過負荷なものを求めていた。彼が嫌になるのも当たり前だと思う。(だからと言ってすぐになげやりに「別れよう」と言ったり「実はそれほど好きじゃない」などと言わなくてもいいことを言って徒に人を傷つけるのは間違っていて彼の至らないところだと思うけど。それを言うまで私が彼を追い詰めたかどうかはわからないけれど。)

私は彼に依存することの楽さを知ってしまったから彼を手放したく無かったのだと思う。もちろん好きだという気持ちもあると思う。だけどそれだけであそこまで必死になれた訳ではなく、他のものもいろいろ混ざって必死になっていた。

依存するのはやめようと思う。急にやめることは無理だけど、離れている間くらいやめようと思った。そして9月からの生活(があるならば)でもセーブしていこうと思う。帰ってきてからずっと携帯電話を肌身離さず彼からの連絡を待って、待ちきれなくなれば自分から連絡を取ったりしていたけれど、かぼそい繋がりに頼るのは止めることにした。私が離れた地から何かを言っても母親の影響下に居る彼には届かないと思うし、そこに連絡をしても私が苛立ち彼が切れるだけの悪循環だから、そこで繋がりが切れて彼が母親の言いなりになったらそれまでだったと思うことにする。未練を断ち切るために携帯電話の電源を切って目に付かないところに仕舞った(連絡は取れるようにしたほうがいいよと言われたけれど、私が我慢できない)。

私が身を引けば彼が思い直すかなと思ったりもしたけれど、彼はハングリーでは無いからそのまま切れてしまうと思う。そうならないでほしいけれど、そこまでいったら別れた方が賢明なのだろうと思う。

両思いだと、相手が自分に気持ちを向けてくれると思うから期待してしまうけれど、片思いだと期待は少ないと思う。彼に「それほど好きじゃない」と言われたことは悲しかったけれど、だから自分が期待することを得られないのだと納得した。今の私達は両思いじゃない、私の片思いだ。そう思うと、自分も渦中から一歩引いたところで見られるようになった。このまま彼から少しずつ離れてみようと思う。そのままどうでもよくなりそうな気もするけれど。


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